...――「卻(かへ)つて并州(へいしう)を望めば是(これ)故郷」と支那人の歌つたのも偶然ではない...
芥川龍之介 「本所両国」
...――「卻って并州を望めばこれ故郷」と支那人の歌ったものも偶然ではない...
芥川龍之介 「本所両国」
...この時アヌンチヤタが我を卻(しりぞ)けて人に從ひし悲痛は...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...母はゲーレスが腹打立てゝ卻けやうと思ふたから(she had hoped that Gareth would refuse indignantly)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...自分のあらゆる幸福を相次いで卻(しりぞ)けてしまった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...晩年先生の著書には卻て是を見ず...
永井荷風 「鴎外全集刊行の記」
...花開いて風卻て寒し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...病身この景物に対すれば卻て一層の悲愁を催す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...国家主義の※害卻て国威を失墜せしめ遂に邦家を危くするに至らずむば幸なり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...日頃(ひごろ)は閑卻(かんきゃく)している慚愧(ざんき)と絶望の念(ねん)が動き初めるにつれて...
永井荷風 「ひかげの花」
...夜熱之ガ為ニ卻テ炎々タリ...
永井荷風 「申訳」
...(マルガレエテに敬意を表して卻(しりぞ)く...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...これまでも日本人の一部は近代の隣国を間卻しては居なかつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...卻て日本労働者の堪へ得ない強度の力役に服し得るのである...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...「滅二卻心頭一火亦涼」と云つた火定(くわぢやう)の僧の覚悟は...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...卻て邦人の職工と労働者とを駆逐し去つたのである...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...卻是今年春送人...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...間卻山東兵乱事...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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