...この山道は危難だから、注意深く歩いてください...
...彼は危難に陥った時こそ本性が出ると言われている...
...今回の災害により、多くの人々が危難に陥っている...
...あんな危険な遊びは危難が伴うからやめておいたほうが良い...
...車は危険運転をすれば危難を招くことになる...
...これで危難を逃れた形ですが...
海野十三 「あの世から便りをする話」
...一度は危難をまぬかれた帆村のうえに...
海野十三 「怪塔王」
...危難から救ってくれたことがある...
海野十三 「鬼仏洞事件」
...こんどこそ助からない危難に襲われたものと思った...
海野十三 「地球盗難」
...彼は危難から解放せられた形で...
海野十三 「地球盗難」
...「爆弾の危難は助かりましたから...
海野十三 「蠅男」
...急に危難の差し迫ることは無いから...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...危難を未(いま)だ来らざるに拒(ふせ)ぐは...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...あゝクロニオーン願くはわれの祈りを受け納れよ!危難逃れて一命を保つを許せ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...国王、皇帝、共和党、司祭、結社党、社会党、またその首領がだれであろうと、彼らがそれに向かって求めるところのものは、一般の大危難、戦争や騒動や疫病、などから彼らを守ってくれることだけだ――それ以外にはただ、平和に庭を耕さしてもらうことだけだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ただ危難を予知しさえすればよかったのだ...
豊島与志雄 「自由人」
...不思議に危難はのがれたが...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...そのお力によって主家一期の危難をおすくいねがいたいと存じ……」というと...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...相手に謀(はか)られて危難に墜(おと)し入れられようとしていると病床で聞いたので...
吉川英治 「剣の四君子」
...予の危難を見のがしてくれよ」「あいや...
吉川英治 「三国志」
...しかも伊那丸(いなまる)さまの危難(きなん)を知った日に...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そして去年、本能寺変の直後、家康が堺の旅行中からあわてて国許へ引っ返す途中、その急に駈けつけて、危難の道を払い、無事浜松へ守って来たことによって、実に十九年ぶりの帰参がかなえられたのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...青蓮院の僧正の姪(めい)にあたる姫の危難を...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索