...この山道は危難だから、注意深く歩いてください...
...彼は危難に陥った時こそ本性が出ると言われている...
...今回の災害により、多くの人々が危難に陥っている...
...あんな危険な遊びは危難が伴うからやめておいたほうが良い...
...車は危険運転をすれば危難を招くことになる...
...思わざる危難がふりかかった...
海野十三 「宇宙戦隊」
...危難(きなん)の海という名のついた海のあとさ...
海野十三 「三十年後の世界」
...あきらかに丁坊の危難をすくってくれたことになる...
海野十三 「大空魔艦」
...其目的が危難を免れんと欲するに在りしこと...
高木敏雄 「比較神話学」
...被告の危難以外の何ものも見ないほどの一心の恐怖と同情とが...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...遂に耐ふるを得ざるべき危難彼らに迫り來ぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...その戰鬪に當る時、彼等の念は斯くありき―― 700アカイア勢は思へらく、危難逃れず、亡ぶべし、トロイア軍の各將士その胸中に望むらく、アカイア軍の船を焚き、其勇將を討つべしと、兩軍しかく念じつゝ互に向ひ陣を張る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...その時牛王(ぎうわう)の眼をもてるヘーレー答へて彼に曰ふ、『大地を震ふ汝、今、心に思へ、危難より、 310アイネーアース救ふやを、或(ある)は勇將棄て去りて、アキルリュウスの手に打たれ亡ぶるまゝに任かすやを...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...さういふ樣に其の當時朝に夕をはからざる危難の間に...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...あらゆる危難をしのいで...
永井隆 「この子を残して」
...お静危難銭形平次と八五郎を真っ先に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その生命の危難に面するということを覚(さと)るのだが...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...幾たびかの危難ののち...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...マンの遭遇した危難の物語は...
火野葦平 「花と龍」
...ほんとの危難や艱苦(かんく)は...
吉川英治 「篝火の女」
...しかも伊那丸(いなまる)さまの危難(きなん)を知った日に...
吉川英治 「神州天馬侠」
...戦友が陥(お)ち入ったらしい危難の姿に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...身をもって世路の危難や艱苦の中を...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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