...此書は印するに四號活字を以てせり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...勅許(ちょっきょ)を俟(ま)たず亜米利加(アメリカ)仮条約に調印す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...鍵箱の上書和解この封印する箱には和蘭(オランダ)国王より 日本国君(征夷大将軍を指し奉(たてまつ)るなり)に呈する書簡の鍵を納む...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...事物が有っている関係を離れて任意な性格を刻印することは許されない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...清国全権に向ても特約に調印すべからずと通告したり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...人間の精神の歴史中に跡を印すべき...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...天空の星座と軟(やわら)かき泥地に印するあひるの足跡の星形とを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...されば其の際僕の身は猶海外に在ったから拙著の著作権を博文館に与えたという証書に記名捺印すべき筈もなく...
永井荷風 「申訳」
...血痕(けっこん)を印す」「五時大突撃...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...眼は戸の真中を見ているが瞳孔(どうこう)に写って脳裏に印する影は戸ではあるまい...
夏目漱石 「幻影の盾」
...床に印する足跡というものは二本の歯の底だけである...
夏目漱石 「模倣と独立」
...昔も今も思想家はその思想を天下に刻印するには...
新渡戸稲造 「自警録」
...条約に調印するのがいやだというならば...
蜷川新 「天皇」
...その例嵯峨へ帰る人はいづこの花に暮れし一行の雁(かり)や端山(はやま)に月を印す朝顔や手拭(てぬぐい)の端の藍をかこつ水かれ/″\蓼(たで)かあらぬか蕎麦か否か柳散り清水涸(か)れ石ところ/″\我をいとふ隣家寒夜に鍋をならす霜百里舟中(しゅうちゅう)に我月を領すその外調子のいたく異なりたる者あり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...すなわちこれに烙印するに最も惨めな狭隘な偏見の奴隷をもってし...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...土や氷の上に足跡を印する事あたかも蹄鉄を附けたるがごとし...
南方熊楠 「十二支考」
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室生犀星 「抒情小曲集」
...我らのうちに自らを印す...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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