...一大汚点を印するところでありました」「それは...
海野十三 「空襲葬送曲」
...脅迫されて条約に調印するということはあまり満足しておられなかったのであろうと思う...
大隈重信 「明治文明史上に於ける福沢翁」
...円筒の上にらせん形に刻んだみぞに張り渡した錫箔(すずはく)の上に印するもので...
寺田寅彦 「蓄音機」
...調印する旨改めて閣老連署の書面を以て...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...また勅命を待たずして仮条約に調印するを聞くや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...心々直に相印するの感を生じて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...天空の星座と軟(やわら)かき泥地に印するあひるの足跡の星形とを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...血痕(けっこん)を印す」「五時大突撃...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...眼は戸の真中を見ているが瞳孔(どうこう)に写って脳裏に印する影は戸ではあるまい...
夏目漱石 「幻影の盾」
...幹をすかして空の見える反対の方角を見ると――西か東か無論わからぬ――爰(ここ)ばかりは木が重なり合(おう)て一畝(ひとせ)程は際立(きわだ)つ薄暗さを地に印する中に池がある...
夏目漱石 「幻影の盾」
...「ドイツは講和条約に調印すべきではない...
蜷川新 「天皇」
...他の二つの面に別の数の点を印す...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...今日調印する筈なので...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...武藤・松村立会ひの上、契約調印する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その例嵯峨へ帰る人はいづこの花に暮れし一行の雁(かり)や端山(はやま)に月を印す朝顔や手拭(てぬぐい)の端の藍をかこつ水かれ/″\蓼(たで)かあらぬか蕎麦か否か柳散り清水涸(か)れ石ところ/″\我をいとふ隣家寒夜に鍋をならす霜百里舟中(しゅうちゅう)に我月を領すその外調子のいたく異なりたる者あり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...土や氷の上に足跡を印する事あたかも蹄鉄を附けたるがごとし...
南方熊楠 「十二支考」
...それで検印するの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...即ち吾人の血を以て印すべきものなり...
山路愛山 「信仰個条なかるべからず」
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