...その最高点を占むるは...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...依然戦闘機が空中戦の花として最も重要な位置を占むるのではないだろうか...
石原莞爾 「戦争史大観」
...人民みなその知徳ともに高等の地を占むるときは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...士族が大部分を占むる中流以上の家でも...
内田魯庵 「家庭の読書室」
...法律の上にも実現されて婦人の社会に占むべき地位は確保され...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...二將の陣の中央に位占むるはオヂュシュウス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...舟おのおのに五十人心一つに漕座占む...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...未だ議會の過半數をも占むる能はざるを以て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...たとひ現に絶對的多數を議會に占むる能はずとするも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...新内閣中実に第一流の地歩を占むるものなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...或る勢力とは議会に絶対的多数を占むるの政党即ち是れなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...たとひ現に絶対的多数を議会に占むる能はずとするも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...将来自分の生活中に大なる場所を占むることとなる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...普通の者に不便な場所を占むる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...浮世絵肉筆画は東洋固有の審美的趣味よりしてその筆力及び墨色(ぼくしょく)の気品に関しては決して最高の地位を占むるものにはあらざるべし...
永井荷風 「浮世絵の鑑賞」
...それは果して最後の勝利を占むべき性質を有して居るであらうか...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...物理學の重要部分を占むるに至り...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...多きは四分の三を占むるものさえあり...
正岡子規 「曙覧の歌」
便利!手書き漢字入力検索