...大井卜新(ぼくしん)3・23今度の総選挙に堺市から打つて出た大井卜新氏は数多い議員のなかで...
薄田泣菫 「茶話」
...いい加減声が潰れてしまう――おや! 卓さんは? あの人を引っ張って行って卜(うらな)いの夜店を出させると...
林不忘 「安重根」
...粕谷の墓地近くに卜居した時...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ローマの卜占者(ぼくせんしゃ)らはそれを実行していた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ただ卜筮の易は傳はつてゐる...
内藤湖南 「支那目録學」
...墨水(ぼくすい)の風月を愛してここに居(きょ)を卜(ぼく)した文雅の士は勝(あ)げるに堪えない...
永井荷風 「向嶋」
...井田平十郎の家は明神下だな」「ヘエ――」「万吉の行った卜者はどこだ」「明神前の...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一、一字卜為セシ者、皆新様ニ似タレドモ、敢テ古人製字ノ法ヲ倣フニ非ズ、其旁画、動(やや)モスレバ疑似ニ渉ルヲ以テ、※※等ノ片爿ヲ加ヘ、故(ことさ)ラニ字形ヲ乱シ、以テ真字ト分別アルヲ示ス、且此字ニ音無ク義無シ、即原語ノ音ヲ縮メテ、此字ノ音卜為ス者ナリ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...プリニウス十一巻七三章にブリレツム辺等の兎は二肝あり他所へ移せば一肝を失うとあるを見るといわゆる肝卜法(アンチノボマンシー)をローマ人専ら兎に施したらしい...
南方熊楠 「十二支考」
...後世の卜部(うらべ)進出時代はいさ知らず...
柳田国男 「海上の道」
...吉凶を卜(うらな)わせようというわけではない...
吉川英治 「三国志」
...もと裾野では鏃師(やじりし)の鼻かけ卜斎(ぼくさい)――いまではこの城の礎(いしずえ)とたのまれる上部八風斎(かんべはっぷうさい)だった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...卜斎(ぼくさい)と蛾次郎(がじろう)のまわりには...
吉川英治 「神州天馬侠」
...卜斎は最前(さいぜん)から...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ところが卜斎(ぼくさい)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...卜斎はそういいのこすと...
吉川英治 「神州天馬侠」
...卜占(ぼくせん)をたてさせて...
吉川英治 「新書太閤記」
...船頭は卜いによって航海のやり方をきめるので...
和辻哲郎 「鎖国」
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