...春卜嘗て芥子園画伝(かいしゑんぐわでん)に傚(なら)ひ...
芥川龍之介 「僻見」
...太卜(ふとまに)に卜(うら)へて一二のりたまひしく...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...其俗擧事行來、有所云爲、輒灼骨而卜、以占吉凶、先告所卜、其辭如令龜法、視火占兆...
陳壽 「魏志倭人傳」
...ただその一部を採りてただちにその将来を卜せんと欲するは...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...もって天下の泰平を卜するには足らず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...又專門の學とても雜占・卜筮の如く進歩しても役に立たないものもある...
内藤湖南 「支那目録學」
...然しわたくしの知人で曾てこの地に卜居した者の言う所によれば...
永井荷風 「上野」
...このクマオも熊尾で上述の虎同様熊が短き尾を以て行くべき処を卜うてふ伝説でもあるのか...
南方熊楠 「十二支考」
...雲などについて種々の卜占法の口伝があるように...
南方熊楠 「十二支考」
...先卜梅郊爛縵晴...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...きょうはこの盛会と吉日を卜(ぼく)して...
吉川英治 「三国志」
...卜斎めが釣(つ)り天井(てんじょう)の綱(つな)を切ったんだろう...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あやしげな親船(おやぶね)を逃げだした鼻かけ卜斎(ぼくさい)の八風斎(はっぷうさい)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...八風斎(はっぷうさい)の鼻かけ卜斎(ぼくさい)は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...亀卜の易とはなにか? また京(きょう)の鞍馬山から武州まで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...出陣の吉凶を卜(うらな)わせた...
吉川英治 「新書太閤記」
...好きな筮卜(ぜいぼく)をとって...
吉川英治 「新・水滸伝」
...内臓の状態によって卜うのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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