...博文館の大橋に談じてみませうと...
石川三四郎 「浪」
...博文館に入ってから『新桃太郎』や『猿蟹(さるかに)後日合戦』を書き...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...背後に資本家の博文館を背負っていたから紅葉の方でも遠慮していた...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...博文館が此の趨勢に乗じて率先してビジネスとしての雑誌を創め各方面の操觚者を集めてプロフェッショナルとしても存在し得る便宜を与えたる功績は決して争われないであろう...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...昭和二年秋博文館から在來の作を集めて『晩翠詩集』と題して刊行したが其序の中に『偶然にも本集は靈界への希望に端を發して世界平和への希望に筆を收めてゐる‥...
土井晩翠 「「雨の降る日は天氣が惡い」序」
...博文館なるものはここに説くまでもなく...
永井荷風 「申訳」
...拙著はおのずから博文館より出版せられる事になったのであろう...
永井荷風 「申訳」
...万一博文館が訴訟を提起した場合...
永井荷風 「申訳」
...たしか博文館(はくぶんくわん)發(はつ)行の少(せう)年理科(りくわ)叢(そう)書の一册(さつ)だつたかと思(おも)ふ...
南部修太郎 「寫眞と思ひ出」
...稲舟も『文芸倶楽部』が博文館から発行されると...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...小波氏は博文館になくてならない人であり...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...小石川の博文館に...
林芙美子 「新版 放浪記」
...右遠藤博士の『海産植物学』は明治四十四年(1911)に東京の博文館で発行になった書物だが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...博文館(はくぶんかん)にても何かの挿画を桂舟に頼みしに期に及んで出来ず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...博文館の「文藝倶樂部」は通俗小説...
正宗白鳥 「編集者今昔」
...入京後三月二十六日から博文館のためにする著作翻訳の稿を起した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...博文館の中にもいろいろ厄介なことがたくさんあったりして...
柳田国男 「故郷七十年」
...今日博文館を訪ねた...
山本周五郎 「青べか日記」
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