...あいつは博徒の一族だ...
...博徒が賭博場でカードを切る音が聞こえた...
...親戚が博徒の借金を肩代わりすることになった...
...博徒との関係が原因でトラブルに巻き込まれた...
...新宿で博徒たちが暴れて警察が駆けつける騒ぎがあった...
...柏原(かしわばら)の博徒(ばくと)のもとに用心棒をしていた剣客(けんかく)である...
芥川龍之介 「伝吉の敵打ち」
...唐丸(とうまる)の松(まつ)と称された博徒松五郎(まつごろう)の乾児(こぶん)になった...
芥川龍之介 「伝吉の敵打ち」
...文豪ヂッケンスは博徒別伝という本を出した...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...ゲーブルの役の博徒(ばくと)の親分が二人も人を殺すのにそれが観客にはそれほどに悪逆無道の行為とは思われないような仕組みになっている...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...彼は吾家に入り浸(びた)る博徒の親分を睨(にら)んだ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...博徒無頼漢の喧噪を主とした芝居で...
永井荷風 「裸体談義」
...つまり博徒の喧嘩なのであった...
中里介山 「大菩薩峠」
...博徒を相手のなぐり込みが...
中里介山 「大菩薩峠」
...四歳)角力をやめてグレてはいった博徒仲間...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...旅の博徒番場の忠太郎(三十歳を越ゆ)人目を忍び...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...ほかの博徒は自分のゲームに夢中で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...博徒(ばくと)を完全にだまし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...セルウィンなど大物博徒(ばくと)と打ち合わせがありやす...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...ちょうど博徒様の仕方だ...
南方熊楠 「十二支考」
...生え抜きの博徒の様子...
三好十郎 「斬られの仙太」
...二吉村軍之進鳥追行商人馬方検分の刑吏代官所役人/手先上林の弥造北条の喜平/子分佐貫の半助/子分町方の手先博徒喜造/甲乙茶店の爺番太読売り人足四人村の男一...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...転ぶようにして誰かを追って走り来る博徒喜造...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...僧形(そうぎょう)の雲水、結綿(ゆいわた)の娘、(ろう)たけたる貴女、魔に似たる兇漢、遊女、博徒(ばくと)、不具者、覆面の武士、腕のない浪人、刺青(ほりもの)のある百姓、虚無僧、乞食(ものごい)、鮓箱(すしばこ)をかついだ男、等、等、等――一つ一つ見てゆくとあらゆる階級の諸相諸悪(しょそうしょあく)のすがたをもった人間が、呼べば、答えそうに、うす暗い壁へ、無数の影を重ねている...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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