...あいつは博徒の一族だ...
...博徒が賭博場でカードを切る音が聞こえた...
...親戚が博徒の借金を肩代わりすることになった...
...博徒との関係が原因でトラブルに巻き込まれた...
...新宿で博徒たちが暴れて警察が駆けつける騒ぎがあった...
...博徒無頼漢の喧噪を主とした芝居で...
永井荷風 「裸体談義」
...「控えろ!」棒を持ったのが、追っかけて来る博徒を遮(さえぎ)りましたけれども、博徒連中は、そんなものが眼に留まらぬくらいに気が立っていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...すこし離れて旅人の博徒沓掛時次郎...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...怖々(こわごわ)手紙を拾う)若き博徒...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...親分といわれる者はもとより、石炭仲仕でさえ、普通の労働者とは異って、博徒、やくざ、遊侠の気風を帯びていた...
火野葦平 「花と龍」
...源十も小博徒である...
火野葦平 「花と龍」
...明治町と三内町との角で、「来やがれ」「来やがれ」刀の切っ先をつきあわせたまま、二人の博徒が、睨みあって、立ち往生している...
火野葦平 「花と龍」
...ほかの博徒は自分のゲームに夢中で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...ちょうど博徒様の仕方だ...
南方熊楠 「十二支考」
...右奥からザザッと音を立てて走り出て来る博徒甲...
三好十郎 「斬られの仙太」
...同じ右手から風のように飛出して来た抜刀の博徒乙...
三好十郎 「斬られの仙太」
...その上に常・野・総三国にわたって動こうという博徒無頼...
三好十郎 「斬られの仙太」
...銃丸が飛んで来てバチバチと物に当った音)……万々が一、あれが仕損じて幕吏または書生組に捕えられでもした場合は、水木さん?水木 なあに、たかが博徒だ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...他の一人は一本刀素足草鞋、年配の博徒だが、身なりにも態度にも普通の博徒でなく苗字帯刀御免の郷士あがりの者らしい点が一見してわかる甚伍左...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...ぶった斬ってしまえ!同時に博徒等七人抜きつれてザザッと飛出して来る...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...博徒等四、五歩下がる...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...立直って再び襲いかかって来る博徒等が...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...日が暮れると、あっちの門には、密会(あいびき)の男女がかくれ、こっちの門には、博徒や悪旗本が、公然と入って行く...
吉川英治 「大岡越前」
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