例文・使い方一覧でみる「博奕」の意味
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...彼は博奕に夢中になり過ぎて家族を失ってしまった...
...法律で博奕は禁止されている...
...博奕中毒から抜け出すための支援団体がある...
...博奕をやめたことで、貯金が増えた...
...同時にまた博奕打ちらしい男も二三人の面会人と一しょに看守のあとについて行ってしまった...
芥川龍之介 「冬」
...わたしは博奕（ばくち）の元手（もとで）が欲しさに...
芥川龍之介 「報恩記」
...博奕（ばくち）の元手（もとで）か...
泉鏡太郎 「一席話」
...こゝに巣（す）をくふ平吉（へいきち）と云（い）ふ博奕仲間（ぶちなかま）に頼（たの）んで...
泉鏡太郎 「一席話」
...萬葉の時には「カリ」という博奕があった...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...「あなたをお呼びしたのは、伊右衛門殿のことだが、あれは見かけによらない道楽者で、博奕（ばくち）打ちの仲間へ入って、博奕は打つ、赤坂（あかさか）の勘兵衛長屋の比丘尼（びくに）狂いはする、そのうえ、このごろは、その比丘尼をうけだして、夜も昼も入り浸ってると云うことだが、だいち、博奕は御法度だから、これが御頭の耳にでも入ると、追放になることは定まってる、そうなれば、あなたは女房のことだから、夫に引きずられて路頭に迷わなくてはならない、そうなると、田宮家の御扶持切米も他人の手に執られることになる、わたしはあなたの御両親とは親しくしていたし、意見もしたいと思うが、わたしは与力で、支配同然だからすこし困る、どうか、あなたが意見をして、博奕と女狂いをよすようにしてください」お岩は恥かしくもあれば悲しくもあった...
田中貢太郎 「四谷怪談」
...一体博奕場へ出入りするもののあいだには...
谷譲次 「踊る地平線」
...手を大沢のうちに揮うてその万一を倖僥（こうぎょう）する大博奕（だいばくち）的（てき）の閑事業にあらず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...地蔵さんの前で博奕をはじめた...
中里介山 「大菩薩峠」
...ウンと博奕をやった...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは自棄（やけ）の小博奕（こばくち）に夜明しをしたと解って――途中で抜出して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親分」「博奕（ばくち）宿か...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...博奕打ったりして居る不良です）「今晩は」「あら今晩は」お静...
山中貞雄 「森の石松」
...どうぞ私のところはひとつお目こぼしを」「お目こぼしといってなにも儂は博奕（ばくち）やかっぱらいの詮議をしているわけじゃあない...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...なにしろ目の出る時を目当てに博奕をやるには金がいる...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...どうやら本職の博奕打の眼に掛かって来たと思うと...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...仲間部屋（ちゅうげんべや）の者が博奕（ばくち）や夜遊びに出入りする隠し道...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...子弟の或る者は博奕（ばくち）にふけり群盗に伍している...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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