...南鐐(なんりょう)...
中里介山 「大菩薩峠」
...南鐐(なんりょう)...
中里介山 「大菩薩峠」
...南鐐(なんりょう)...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分の足許に南鐐(なんりょう)が一枚チャリンと小さい音を立てて躍ったと思うと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...南鐐と小判と飾り櫛は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...田町までの間に拾った南鐐(なんりょう)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――南鐐の面は大概同じだし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それから豆板銀(まめいたぎん)に南鐐(なんれう)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「二枚目が見付かつた」「南鐐(なんれう)が出たさうだよ」「向うでは丁銀が一枚」掘り出した噂が傳はると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「しかも端緒はこの一枚の小粒銀なんだ」「南鐐(なんりょう)ですか」「みてごらん」それは約二十年ほどまえの安永初年...
山本周五郎 「風流太平記」
...南鐐といえば一般にずっと動かない信用を保って来たものであった...
山本周五郎 「風流太平記」
...新鋳の南鐐銀のたぐひ花模様絨氈の床上に散乱して...
夢野久作 「白くれない」
...六枚の南鐐(なんりょう)を...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...思いがけなくありついた南鐐を懐中(ふところ)にして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...投げてくれた南鐐(なんりょう)を手に握ると蛙のようにピョコピョコして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...南鐐(なんりょう)を一枚恵んでやったというのである...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
...二朱の南鐐では船賃には余りすぎたので...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
...理由のない二朱の南鐐をめぐまれていた...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
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