...南部氏は、舊八戸侯の一族、俳句をよくす...
大町桂月 「十和田湖」
...ここに甲州武田氏の一族南部氏が移り住み...
太宰治 「津軽」
...津軽氏独立して南部氏と境を接して長く相敵視するの間柄となつた...
太宰治 「津軽」
...しかし一方では南部氏の分れであるといひ...
太宰治 「津軽」
...南部氏が津軽家を以て祖先の敵であり旧領を押領せるものと見做す事...
太宰治 「津軽」
...南部氏の津軽家に対し一族の裏切者として深怨を含んで居る事も無理のない事と思ふ...
太宰治 「津軽」
...南部氏に非ず、との弁護の立場を取つて居る可足記の如きも、甚だ力弱い論旨を示して居る...
太宰治 「津軽」
...近来出版になつた読史備要等も為信を久慈氏(南部氏一族)として居る事に対し...
太宰治 「津軽」
...此の町に店を持ってる南部氏の世話で丁度カイロから来ていた通訳(ドラゴマン)サイド・マブロウグを傭うことにして...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...話が一層混乱して死んだのは南部氏かと思う...
横光利一 「欧洲紀行」
...本願寺出張所の南部氏は良人の甥達と親しき友人であり...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...夕刻に至つて南部氏と本城夫人の配慮で...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...辞して駅へ出ると、白鳥博士、赤木氏御夫婦、南部氏御夫婦、泉氏、本城氏御兄弟、其他多くの夫人令嬢達が見送つて下さるのであつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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