...卓抜な発明によって人類の生活に大きな幸福を与えてくれた人々を祭りたいと...
石原莞爾 「最終戦争論」
...ふと論理学を超越した卓抜なる所見を洩らした...
海野十三 「生きている腸」
...まことに卓抜な意見だというべきである...
海野十三 「海底大陸」
...両国とも各々植民地経営にはさしたる卓抜なる手腕を有せず...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...彼は仲々卓抜な言葉を吐いている...
戸坂潤 「思想としての文学」
...それだけで卓抜な眼の所有者であることを証明するものなのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...日本の一等独創的で一等卓抜な思想家として...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...この卓抜なる思想にふさわしい流麗雄渾なる行文とは...
穂積陳重 「法窓夜話」
...云わばこの卓抜な二人の作家の正直さ...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...それらのことは彼女の卓抜な性格...
宮本百合子 「寒の梅」
...とびぬけて卓抜な学者...
宮本百合子 「木の芽だち」
...すべての卓抜な女性が希うとおりそれらの生活の全面を愛して生きようとしました...
宮本百合子 「キュリー夫人の命の焔」
...少数の技師だけが卓抜ならいいという事は決して云えない...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」
...本気で愛し合った二人の卓抜な人間の生活からほとばしる本来の輝きはありましょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ゲーテの卓抜な抒情詩にまさると私は思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...われわれは一人の卓抜な作家を失うと同時に...
三好十郎 「恐怖の季節」
...細川家の卓抜な嫡孫...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...(昭和二十三年一月)昭和三年の暮れに京都で開かれたシナ学会大会において武内博士は『論語』の原典批判に関し非常に卓抜な講演をせられた...
和辻哲郎 「孔子」
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