...卑怯者とはつながりたくない...
...全然勝てる相手じゃないのに卑怯者みたいな手を使うなんて最低だね...
...隣の部署の先輩に卑怯者呼ばわりされた...
...彼は卑怯者だと言われるくらい、ちょっとしたことで人を裏切るような行動が多い...
...あんなにやさしかったのに、実は卑怯者だなんてショックだ...
...かの教育の滓を身に帶びたる限は、その人小兒のみ、卑怯者のみ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...すべての空想家――責任に対する極度の卑怯者の...
石川啄木 「弓町より」
...即ち義を見て為し得ざる卑怯者(ひけうしや)なり...
内村鑑三 「時事雑評二三」
...故意に事実に眼を蔽う卑怯者(ひきょうもの)の振舞である...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...井上」「卑怯者の本意など...
野村胡堂 「江戸の火術」
...僕は卑怯者です...
平林初之輔 「華やかな罪過」
...卑怯者! 卑怯者! と大聲を揚げて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...私の振る舞いは卑怯者...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...猿だとか卑怯者だとかいってまわる少年たちもあった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...卑怯者ではありたくないと思い努力していますが...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...卑怯者をもふるい立たせん言葉をもちいて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この卑怯者め」少尉はにくにくしく指をのばし...
山川方夫 「その一年」
...女装して遁(のが)れ出ようとする卑怯者がおるやも知れぬ...
吉川英治 「黒田如水」
...京極家の廂(ひさし)に隠れて生き永らえようとする卑怯者...
吉川英治 「剣難女難」
...咄(とつ)、卑怯者」と、罵(ののし)って、即座に、首を刎ねさせた...
吉川英治 「三国志」
...助けてくれ」「卑怯者っ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...などの卑怯者は顧(かえりみ)ずに...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...――これっ、老母(はは)をおいて、どこへ行くぞっ、卑怯者、不孝者、待たんかっ」お杉の襟首を捻(ね)じ抑えながら、沢庵は闇へ向って、なおこういっていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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