例文・使い方一覧でみる「半間」の意味
スポンサーリンク...この部屋は半間だけ空いている... 
...家のリビングとダイニングは半間に隔てられている...
...和風の建物でよく半間が見られます...
...この店には大小様々な半間がある...
...半間の襖を閉めて、部屋を仕切った...
...かどから直ぐ手前が半間の壁で...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...半間の壁のそばへ据ゑ換へた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...」元祿女郎を書いた掛け物がかかつてゐる半間の床の間には...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...半間幅の中塗の壁へあてがつて...
鈴木三重吉 「桑の実」
...これでは無理だと思われるにつれて半間...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...それを無理矢理に体裁（ていさい）を繕（つく）ろって半間（はんま）に調子を合せようとするとせっかくの慰藉（いしゃ）的好意が水泡と変化するのみならず...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...貴方（あなた）のお友達？ 少し半間だけれど...
野村胡堂 「死の予告」
...少し半間なガラッ八とは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――あんな半間な庇ひ立てなんかして」「少し手きびしいな」平次は苦笑ひに紛（まぎ）らせました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かなり半間（はんま）で不調和のものですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...人間はそりゃ半間よ...
野村胡堂 「天保の飛行術」
...その屍体と半間も隔たらない石段のところに...
原民喜 「夏の花」
...すべて半間で可笑しかりし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その泉の流れを成して居る辺をいふとしてもその水の幅は半間か一間位に過ぎない...
正岡子規 「病牀六尺」
...「いま行燈（あんどん）を持って来るわね」小座敷ながら半間（はんげん）の床に掛物があり...
山本周五郎 「さぶ」
...コンナ半間な服装で...
夢野久作 「少女地獄」
...てめえたちみてえな半間（はんま）なやつの目をくらましたのだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あの半間（はんま）の燕作（えんさく）のやつ...
吉川英治 「神州天馬侠」
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