...博物館で素晴らしい半身像を見た...
...彼女は美術館の展示物の中で半身像が一番好きだ...
...半身像の写真を撮りたい...
...その芸術家は半身像を専門にしている...
...半身像を見ると、人物の感情が伝わってくる...
...しかし僕の目を惹いたのは何よりも両側の龕(がん)の中にある大理石の半身像です...
芥川龍之介 「河童」
...」第四の龕の中の半身像は我々日本人のひとりです...
芥川龍之介 「河童」
...龕(がん)の中の半身像...
芥川龍之介 「山鴫」
...或露西亜人(ロシアじん)の半身像を据えた部屋の中に紅毛人の女が一人せっせとタイプライタアを叩(たた)いている...
芥川龍之介 「誘惑」
...美しきラフアエロが半身像を据ゑたる長き廊の中に入りぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...皮膚病の半身像や...
江戸川乱歩 「悪霊物語」
...乃木大将の半身像だった...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...課長の村山の半身像が...
江戸川乱歩 「接吻」
...室の見付けは壁になつて其所には髪の白い西洋人の半身像の額が懸つてゐた...
田中貢太郎 「あかんぼの首」
...写楽(しゃらく)のごとき敏感な線の音楽家が特に半身像を選んだのも偶然でないと思われる...
寺田寅彦 「浮世絵の曲線」
...書斎にはローマで買って来たという大理石の半身像が幾つもある...
寺田寅彦 「先生への通信」
...また視力も依然鋭いものだね!」ホームズは半身像の打ち砕かれた額を検(しら)べながら云った...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...もう半身像にすぎなくなる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...半身像の柔らかい台から脱するため両肱(りょうひじ)に身をささえ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...石造の半身像が彩色されてあるのは感心できない...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...自分の肖像――あの先の夫の巽九八郎が描いた裸体の半身像が...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...妙子の美しい半身像は消えて...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...いずれのカクラサマも木の半身像にてなたの荒削(あらけず)りの無恰好(ぶかっこう)なるものなり...
柳田国男 「遠野物語」
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