...私は半作だから、今度のプロジェクトには参加できない...
...彼は半作のようで、中途半端な仕事しかできない...
...半作にならないように、常に努力し続けることが重要だ...
...半作な態度では、仕事はうまくいかない...
...上司から「半作だ」と言われたので、もっと努力するようになった...
...半作二良人一半作レ師』と歌へり...
大町桂月 「妙義山の五日」
...『半作二良人一半作レ神』なるべし...
大町桂月 「妙義山の五日」
...蕎麦が半作だといっている...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
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鶴彬 「鶴彬全川柳」
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鶴彬 「鶴彬全川柳」
...不誠実から来る半作為兼半過失がある...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...建久二年の頃法然を請(しょう)じて大仏殿のまだ半作であった軒の下で観経(かんぎょう)の曼陀羅(まんだら)...
中里介山 「法然行伝」
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長沢佑 「貧農のうたえる詩」
...半作にもならぬ凶歳がつづいた揚句...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...尾羽(をは)折れ歪(ゆが)む、えせ小鷹手ごとに誰も持ちたれど鳥捕る事はさらになし鉛(なまり)作りの大がたな太刀より優(いう)に拵へて前下がりにぞ指し誇(ほ)らす婆娑羅扇(ばさらあふぎ)の五ツ骨広腰、ヤセ馬、薄小袖日銭(ひぜに)の質の古具足関東武士の駕出仕(かごしゆつし)下衆(げす)、上(じやうらふ)の際(きは)もなく大口に着る美精好(びせいかう)(織絹の名)鎧(よろひ)、ひたたれ、なほ捨てず弓も引けぬに犬追物(いぬおふもの)落馬は矢数(やかず)に勝(まさ)りたり誰を師匠となけれどもあまねく流行る小笠懸(こがさが)け在々所々の歌、連歌(れんが)点者にならぬ人ぞなき譜代(ふだい)外様(とざま)のさべつなく自由狼藉世界なり茶、香(かう)、十(しゆ)の寄合(よりあひ)や犬、田楽(でんがく)は関東の滅(ほろ)ぶる元といひながら田楽はなほ流行るなり町毎に立つ篝(かが)り屋は荒涼(くわうりやう)五間(けん)、板三枚幕引き廻す役所ども数さへ知れず満ち満てど諸人の敷地定まらずと、半作の家や、牛馬糞の空地だらけな周囲を、これが庶民暮らしの今日だと嘆き、また、鎌倉の世の頃には、まだ多少は礼儀作法の品のあった武士も、さてさて、ふしだらになったものだと慨嘆し、終りに、花山桃林(くわざんたうりん)さびれつつ牛馬は華洛(みやこ)に遍満し非職の兵仗流行(へいぢやうばや)りにて天下一統珍しや御世に生まれて様々の事を見聞くぞ不思議なれ京わらんべの口遊(くちずさ)み十分の一を漏らすなりで、結んでいる...
吉川英治 「私本太平記」
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