...彼はまだ半人前の選手ですが、将来有望だと思います...
...私もまだ半人前の料理人ですが、がんばって研修を受けています...
...彼女は半人前のプログラマーですが、意欲的に勉強しています...
...半人前の社員には厳しい指導をすることが、成長につながると思います...
...テニスは全く経験がないので、半人前のままです...
...神経痛で半人前も働けない自分一人でやり了せる見込は...
伊藤永之介 「押しかけ女房」
...仕事は半人前も出来ねえくせに...
犬田卯 「おびとき」
...「お前はどうして半人前の秀才にもなれないのだろう」この言葉は孔乙己にとっては大禁物で...
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」
...おそらく刑事の半人前の仕事もできないであろう...
海野十三 「四次元漂流」
...肉は半人前にて足り...
大町桂月 「梅の吉野村」
...半人前と一人前とでは大して相違がないことをさとった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...半人前などというのをまねて...
壺井栄 「二十四の瞳」
...わたしのように半人前ではないのよ」「ふうん...
壺井栄 「二十四の瞳」
...芋女(いもじょ)出え出えの半人前の先生とは...
壺井栄 「二十四の瞳」
...半人前にもなれない...
夏目漱石 「それから」
...まだ半人前ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...松魚(かつお)のさしみうまからず、半人前をくふ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...未だ半人前にもならないうちに俺の目の屆かないところへ手放してしまつては...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...彼等より不熟練で半人前だというのが落ちなんじゃないの」「女性文化なんてことは...
「一本の花」
...女の人が不幸になる条件を少くする筈の民法では半人前なのですけれども...
宮本百合子 「幸福の建設」
...あなたも私の半人前のことは何となし忘れて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今ではたいがいの事は半人前ぐらいは...
三好十郎 「肌の匂い」
...ヘタな人間の半人前は野良仕事をするので...
吉川英治 「宮本武蔵」
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