...半ズボンは膝より下までもあつて...
アーヴィング 高垣松雄訳 「驛傳馬車」
...大部分はその案内者とおなじ型のだぶだぶの半ズボンをはいていた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...赤い頭巾(ずきん)をかぶった女役者や半ズボンをはいた子供も...
芥川龍之介 「出帆」
...皮の半ズボンを刺繍したズボンつりでつった男...
石川欣一 「山を思う」
...金釦(きんボタン)のついた半ズボンの服――それはこの東京ビルの給仕(きゅうじ)としての制服だった――を素早(すばや)く着こんだ...
海野十三 「○○獣」
...「到頭半ズボンをどこかで手に入れて來たね」と云へば...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...天気さえ好ければ毎日半ズボンを穿(は)いてライカを提げながらそこらじゅうを視(み)て廻っているらしく...
谷崎潤一郎 「細雪」
...半ズボンの下に毛脛(けずね)を見せた兄のキリレンコが乗って来て...
谷崎潤一郎 「細雪」
...鯨波拍手「ペテロ!」「サルフィユ!」二青年はレースの襞で白く縁どった青い上衣に赤い半ズボンを穿(は)いて現れた...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...ブリエンヌ士官学校の小さな帽子をかぶったその静平な横顔、その緑色の軍服、星章を隠している白い折り返しのえり、肩章を隠している灰色の外套、チョッキの下に見えている赤い綬章(じゅしょう)の一端、皮の半ズボン、すみずみにNの花文字と鵞(が)の紋とのついた紫びろうどの鞍被(くらおお)いをつけた白馬、絹の靴足袋の上にはいた乗馬靴、銀の拍車、マレンゴーに佩用(はいよう)した剣、すべてそれらの最後の皇帝(シーザー)たる容姿こそ、万人の想像に上るところのものであって、ある人々からは歓呼せられ、ある人々からはきびしき目を向けらるるところのものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...予はいつも半ズボンなりしかば...
永井荷風 「洋服論」
...彼の髪は美しい金色で半ズボンの下から見える脛がすなおに細かった...
中島敦 「プウルの傍で」
...彼がエリザ式の半ズボンに絹の靴下を膝頭(ひざがしら)で結んだ右足を左(ひだ)りの上へ乗せて鵞(が)ペンの先(さき)を紙の上へ突いたまま首を少し傾けて考えているところを想像して見た...
夏目漱石 「倫敦塔」
...パパは半ズボンを大事に使っているし...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...どちらも、水に濡れてもよいような菜ッ葉服、半ズボン、草履をはいている...
火野葦平 「花と龍」
...半ズボンに白いポロシャツという服装で...
堀辰雄 「晩夏」
...ただし白絹の半ズボンは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神童」
...古背広に半ズボンに巻ゲートル...
三好十郎 「地熱」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??