...多きは數十部を差押へられたり...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...文学に関したるもの 百二十一部インドの史類に関したるもの 百二十八部インドの考古に関したるもの 二十部インドの哲学に関したるもの 三十七部サンスクリット文学に関したるもの(仏教書中...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...中には僅に五十部乃至百部を限った出版もあるゆえ...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...数十部の画帙画套が恰も一本の棟木のように一つに固まって真黒に焼けて了った...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...七百三十部あったのが六百八十部くらい残っている...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...五部十部と街じゅうの本屋にくばって歩いた...
太宰治 「猿面冠者」
...五部十部と街ぢゆふの本屋にくばつて歩いた...
太宰治 「猿面冠者」
...345さるを汝に先んじてアカイア軍の十部隊劔戟取りて戰ふを汝等空しく眺むるや?』智謀に富めるオヂュシュウス目を怒らして彼に曰ふ――『アートレ,デーよ何らの語...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...「野郎……桝落しにかけやがったか!」顎十部は...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ソレモ取集(とりあつ)めて僅(わず)か十部に足らず...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...それを五十部ぐらゐでもいいから小册子に印刷したいと思つたが...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「旗手クリストフ・リルケ抄」
...並びに『金光明最勝王経』と『妙法蓮華経』各十部を写させ...
南方熊楠 「十二支考」
...通計約百五十部の多きに至っている...
森鴎外 「渋江抽斎」
...十部ほどを知友に配った...
柳宗悦 「四十年の回想」
...自分で謄写版の原紙をきって自家製で五十部だけ半紙版八百頁の厚い本を出版した...
柳田国男 「故郷七十年」
...それが五十部とも売れてしまって...
柳田国男 「故郷七十年」
...其(その)雑誌の中の自分の詩の部分の抄本を幾十部か恵まれるのが最も好く酬(むく)いられた物だとヌエは語つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...搭舞(とうぶ)ノ法などと呼ぶ五体十部の基本の上に...
吉川英治 「新・水滸伝」
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