...仏教や道教で、十王の一つである死者の行く手を導く王のことを「閻王」と呼びます...
...小さく十王を始め眷属(けんぞく)たちの姿を描いて...
芥川龍之介 「地獄変」
...乃至は十王の庁へ引き出された...
芥川龍之介 「地獄変」
...小さく十王を始め眷屬たちの姿を描いて...
芥川龍之介 「地獄變」
...乃至は十王の廳へ引き出された...
芥川龍之介 「地獄變」
...并はせて八十王(はしら)います中に...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...十王殿に往く者は身の毛のよだつのがつねであった...
田中貢太郎 「陸判」
...それが上元の日に十王殿に参詣したが...
田中貢太郎 「陸判」
...そこに十王堂があった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...酒田市十王堂(じゅうおうどう)町弐八金具店白崎孫八...
柳宗悦 「思い出す職人」
...私の小児のときすでに古び朽ちていた十王堂があり...
柳田国男 「故郷七十年」
...仏説地蔵菩薩発心因縁十王経(ぶっせつじぞうぼさつほっしんいんねんじゅうおうきょう)という日本でつくった御経に...
柳田國男 「日本の伝説」
...三途河はにせものの十王経には葬頭河(そうずか)とも書いてありますが...
柳田國男 「日本の伝説」
...十王経はうその御経でしたが...
柳田國男 「日本の伝説」
...咳の十王といえば誰知らぬ者もなかったそうです...
柳田國男 「日本の伝説」
...「武州大鳥といふ在所に利生(りしょう)あらたかなる十王まします...
柳田国男 「山の人生」
...坂本の町屋と松原のあいだにある十王堂(じゅうおうどう)の前にふたたび姿が見えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼は十王堂の前でひらと馬を降りた...
吉川英治 「新書太閤記」
...十王堂の山門で、待っていた...
吉川英治 「源頼朝」
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