...仏教や道教で、十王の一つである死者の行く手を導く王のことを「閻王」と呼びます...
...小さく十王を始め眷属(けんぞく)たちの姿を描いて...
芥川龍之介 「地獄変」
...乃至は十王の庁へ引き出された...
芥川龍之介 「地獄変」
...乃至は十王の廳へ引き出された...
芥川龍之介 「地獄變」
...并はせて八十王(はしら)います中に...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...できたなら皆で金を出しあって君の祝筵(しゅくえん)を開くよ」その陵陽には十王殿というのがあって...
田中貢太郎 「陸判」
...十王殿に往く者は身の毛のよだつのがつねであった...
田中貢太郎 「陸判」
...そこに十王堂があった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...紀元前六世紀の中葉即ち第二十七王朝から最後の第三十王朝の間へかけてペルシアの侵略があり...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...酒田市十王堂(じゅうおうどう)町弐八金具店白崎孫八...
柳宗悦 「思い出す職人」
...仏説地蔵菩薩発心因縁十王経(ぶっせつじぞうぼさつほっしんいんねんじゅうおうきょう)という日本でつくった御経に...
柳田國男 「日本の伝説」
...三途河はにせものの十王経には葬頭河(そうずか)とも書いてありますが...
柳田國男 「日本の伝説」
...十王経はうその御経でしたが...
柳田國男 「日本の伝説」
...咳の十王といえば誰知らぬ者もなかったそうです...
柳田國男 「日本の伝説」
...「武州大鳥といふ在所に利生(りしょう)あらたかなる十王まします...
柳田国男 「山の人生」
...此十王堂に一七日籠(こも)り...
柳田国男 「山の人生」
...我を助け置き幼名を十王丸と謂へり」とある...
柳田国男 「山の人生」
...彼は十王堂の前でひらと馬を降りた...
吉川英治 「新書太閤記」
...十王堂の山門で、待っていた...
吉川英治 「源頼朝」
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