...「近日十津川郷人来二当寺領大滝村一懸レ札申云当村并花園村等吉野領十津川之内也仍令レ懸二此示之札一自今以後者可レ勤二十津川之公事一云々此条自由之次第不思議之事候」という書き出しで...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...十津川(とつかわ)...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...義烈の名をのみ留(とど)めた――十津川の乱の一挙は近世勤王史の花というべく...
中里介山 「大菩薩峠」
...この十津川郷には南朝忠臣の霊気が残っているはずであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...十津川からこの竜神へは...
中里介山 「大菩薩峠」
...十津川で受けた煙硝のあとがこころもち残っているけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...十津川の奥から竜神村へ逃げ込んだ時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...十津川(とつがわ)の時の中山卿...
中里介山 「大菩薩峠」
...たのまれて竜之助なるものの人相書を書いてやったことがある」意外にも丸山勇仙が十津川話を持ち出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...十津川の時に藤堂勢に従って...
中里介山 「大菩薩峠」
...今まで大和国十津川というところまでは聞かないでいるからなのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...しきりに十津川戦陣の物語に鎌をかけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...十津川では天誅組の方へ加わりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうかといって十津川入りもできまいから」「帰らなければならない義理がおありにならないならば...
中里介山 「大菩薩峠」
...跡(あと)の二人は皆十津川(とつがは)の人で...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...そこで北海道の新十津川村を拓いたのである...
柳田国男 「家の話」
...乾は大和十津川人の特徴を備えているのが...
柳田国男 「故郷七十年」
...大和の十津川(とつかわ)などでは宅地には一々名前があって...
柳田國男 「地名の研究」
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