例文・使い方一覧でみる「十悪」の意味

...シンプルな返答を欲しがる人を「十悪業」の一つである「無明」と表現することがある...

...「十悪業」の一つである「偽語」として、嘘をつくことを避けるよう教育することがある...

...仏教の教えに基づき、「十悪業」を避けることが善行とされる... 仏教の教えに基づき、「十悪業」を避けることが善行とされるの読み方

...「十悪業」は、殺生、偸盗、邪淫、妄語、兩舌、惡口、綺語、貪欲、瞋恚、邪見から成る...

...「十悪業」を犯すと、現世の苦しみだけでなく、来世の輪廻転生でも苦難が待ち受けるとされる...

...十悪大罪を除く他の者はみな赦（ゆる）された... 十悪大罪を除く他の者はみな赦されたの読み方
田中貢太郎「蛇性の婬」

...十悪大罪を除く他の者は皆赦された... 十悪大罪を除く他の者は皆赦されたの読み方
田中貢太郎「雷峯塔物語」

...九今の世は唯（ただ）さえ文学美術をその弊害からのみ観察して宛（さなが）ら十悪七罪の一ツの如く厭（いと）い恐れている時... 九今の世は唯さえ文学美術をその弊害からのみ観察して宛ら十悪七罪の一ツの如く厭い恐れている時の読み方
永井荷風「妾宅」

...十悪と五障の身を持ちながら... 十悪と五障の身を持ちながらの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...「罪は十悪五逆（じゅうあくごぎゃく）の者... 「罪は十悪五逆の者の読み方
中里介山「法然行伝」

...十悪の法然房愚癡（ぐち）の法然房が... 十悪の法然房愚癡の法然房がの読み方
中里介山「法然行伝」

...喬木（キョウボク）十悪（アク）ノ罪（ツミ）ヲ抱（イダ）イテ雷（ライ）ニ裂（サ）カル――とござりましたそうです」「なになに？喬木（きょうぼく）... 喬木十悪ノ罪ヲ抱イテ雷ニ裂カル――とござりましたそうです」「なになに？喬木の読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...たとえ十悪の凡夫でも... たとえ十悪の凡夫でもの読み方
吉川英治「親鸞」

...火放（ひつ）け殺人誘拐（かどわか）し――やらない悪事はないくらいだからなあ」「十悪の兇賊でも... 火放け殺人誘拐し――やらない悪事はないくらいだからなあ」「十悪の兇賊でもの読み方
吉川英治「茶漬三略」

...十悪の凡夫だと云っておられる... 十悪の凡夫だと云っておられるの読み方
吉川英治「鍋島甲斐守」

...「十悪五逆の徒にも... 「十悪五逆の徒にもの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...十悪の徒、五逆の悪人でも、救いを求めれば救うてくれる慈悲光の弥陀（みだ）尊仏に対面させてから後、城太郎に会わせてやって晩（おそ）くはない...
吉川英治「宮本武蔵」

...「十悪五逆」として仏の前に懺悔（ざんげ）せられたのである... 「十悪五逆」として仏の前に懺悔せられたのであるの読み方
和辻哲郎「日本精神史研究」

...そこに住む僧侶は十悪（じゅうあく）十重（じゅうじゅう）を犯して恥じない... そこに住む僧侶は十悪十重を犯して恥じないの読み方
和辻哲郎「日本精神史研究」

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