...「隅田丸三十号」(?)――僕は或はこの小蒸汽に何度も前に乗っているのであろう...
芥川龍之介 「本所両国」
...三 硯友社の当時の生活――「紅子戯語」当時の硯友社の生活を知るには『我楽多文庫』の十号から十三号へ掛けて連載された紅葉の「紅子戯語(こうしけご)」を見るに如(し)くはない...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...わしの部屋にある緑色のトランク――それには第一号から第十号までの番号がうってあるがそれを君たちに贈るから...
海野十三 「火星探険」
...この毒ガスを十号ガスと名附けた...
海野十三 「火星兵団」
...「十号ガスというのですか...
海野十三 「火星兵団」
...この十号ガスをあびてふうふうするところを...
海野十三 「火星兵団」
...十号ガスをうんとつくらにゃならんのじゃ...
海野十三 「火星兵団」
...蟻田博士発見の十号ガスのため...
海野十三 「火星兵団」
...十号ガスはたくさん用意があるから...
海野十三 「火星兵団」
...恐竜格納庫第六十号へつけろ」ケレンコはいった...
海野十三 「太平洋魔城」
...それは例の霊魂第十号なのである...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...つまり第十号としては...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...心底に冬眠す◆五月五日発行『氷原』二十号喜多 一児何物の二に割り出せし雄と雌ニッケルの主観ゆがんだ風景フイルムの尽くれば白き幕となり地図描く刹那も怒濤岸を噛む滅無とは非我の認識なりしよなトタン屋根さんらんとして陽の乱舞波...
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...六羽陽を飽(あ)き雨の享楽を恋ふ緑◆八月一日夕刊「北国柳壇」土木の葉となり木の葉土と成(なる)枯木を拾って焚(た)けば灰白し◆八月五日発行『影像』三十号一二文明の私生児トッカピンニズムみゝずもぐれど知らぬ地の深み恋ざめて過去の背中に夢を彫る老ひぼれた地球の皺に人の巣太陽の注射...
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...十号は他の病棟とかなり離れてゐて...
北條民雄 「間木老人」
...また一方の壁には(わたしが選んだものではなかつた)ロビンソン・クルウソウがフライデーを相手に丸木舟を建造してゐるところの石版画が二十号大の緑青色の額ぶちに収まつてぶらさがつてゐた...
牧野信一 「幽霊の出る宮殿」
...二十号だが、ちゃんと色彩の感覚、働いている人間への共感、皆もって明るく水気をもって描かれている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...十号室に泊まりこんだ二人づれの男と...
三好十郎 「胎内」
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