...「隅田丸三十号」(?)――僕は或はこの小蒸汽に何度も前に乗っているのであろう...
芥川龍之介 「本所両国」
...『我楽多文庫』は第十号から京伝(きょうでん)馬琴種彦(たねひこ)らの作者の印譜散らしの立派な表紙が付き...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...火星人は死んでしまうはずじゃ」十号ガスのすばらしい力!蟻田博士は...
海野十三 「火星兵団」
...十号ガスの煙がもうもうとたちこめて...
海野十三 「火星兵団」
...もうもうとたちこめていた十号ガスのかたまりが...
海野十三 「火星兵団」
...十号ガスを爆弾の中に入れ...
海野十三 「火星兵団」
...電気協会ビルディングの三階第十号室には我国の科学方面に於けるさまざまな学会の会長連が...
海野十三 「国際殺人団の崩壊」
...「僕は霊魂第十号と名乗っておく...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...だが、第十号としては、すこしぐらい人々から怪しまれることは、がまんするつもりだった...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...第十号が、彼の肉体にはいりこんで、三木健の家を訪問してぺちゃくちゃしゃべっているときにも、隆夫の霊魂は、まだもうろうとして、はてしなき空間をふわついていた...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...ロザレや霊魂第十号の幻影(げんえい)も...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...第十号ハ頗(すこぶ)ル野心ニ燃エタ霊魂ダッタ...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...心底に冬眠す◆五月五日発行『氷原』二十号喜多 一児何物の二に割り出せし雄と雌ニッケルの主観ゆがんだ風景フイルムの尽くれば白き幕となり地図描く刹那も怒濤岸を噛む滅無とは非我の認識なりしよなトタン屋根さんらんとして陽の乱舞波...
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...「二階の二百四十号でございますから」鍵を貰ってロビイへ行ったが...
久生十蘭 「ノア」
...敵の潜水艦『S三十号』をやっつけた...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...彼女は或る日から五十号のカンバスに描(えが)き出した……...
堀辰雄 「美しい村」
...スラバヤ同様猴に懐妊を祈ること出口米吉氏の「土俗覧帳」(『人類学雑誌』二八巻十号)に『大朝』紙を引いて...
南方熊楠 「十二支考」
...一三九号 五通(二)佐野鍋山除名の『赤旗』号外 五通(三)昭和九年一月二日西山個人署名論文(四)スパイ最高処分ヲ強調セルモノ 五通(五)三十二年テーゼ 三通(六)兵役法違反 二通(七)『赤旗』一三三号百七十号 清党ニ付テ命令ニ付テ 複写鉄の規律(八)袴田里見上申書以上これは書類をお送りするとの話でしたが一先ず...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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