...手当や医薬が不十分なために...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...1853年7月の初めにコレラがイングランドに再出現した2月前にホイットル・ディーン水道会社はその主要な水源が人口および種々の工場の需要に不十分なことを知り...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...またその原始的で単純な要求をみたすに十分な住居をもっている...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...たとへ少數でも精選された基本語の十分なる理解と運用とによることを常に學習者に悟らしめなければならない...
高田力 「ベーシック英語」
...幾日も十分な食事が取れないために乳呑兒をかかへながら妻は乳が涸れるほどの非慘さだつた...
南部修太郎 「氣質と文章」
...適当かつ十分なる保障を提供せんことを...
蜷川新 「天皇」
...好奇心のみが対象とする学の更に十分な究明へ進むことができるだろう...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...それで十分なのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...十分な結果を味わうことは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...その浮説を逆証するに十分な有名な金持ちの船客が片端しから死んでいるのだ...
牧逸馬 「運命のSOS」
...当時のプロシアの結婚は非常に多産的であったと想像すべき最も十分な理由がある...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...空しく図画と解説の不十分なもののみが残存せり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...養母の夫人の愛にみがかれて十分な尊敬も受ける院の御女(おんむすめ)ともなりえたのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いや、この大事な能力を腐敗させずにもっているというだけで、十分なのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どうも不十分なものが多かった...
柳田国男 「故郷七十年」
...なお普通人を威服するに十分なる...
柳田国男 「山の人生」
...それだけでも離縁せられるに十分な理由があった...
柳田国男 「雪国の春」
...記述には十分な長さを与え...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「怪奇小説の執筆についての覚書」
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