...釣道(つりどう)の記念に、一見せざるべからずとなし、昼飯後直ちに、入谷(いりや)光月町を通り、十二階下より、公園第六区の池の端(はた)に、漫歩遊観(まんぽゆうかん)を試みたり...
石井研堂 「東京市騒擾中の釣」
...十二階が崩壊しても階下に巣喰った白首(しろくび)は依然隠顕出没して災後の新らしい都会の最も低級な享楽を提供している...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...十二階のはりだし式になった一坪館をつくることになった...
海野十三 「一坪館」
...十二階の摩天閣(まてんかく)となって...
海野十三 「一坪館」
...これは最新式の十二階だ...
海野十三 「一坪館」
...箱庭の五重塔のやうな十二階がのつて寫つてたなどの事を四...
小穴隆一 「二つの繪」
...十二階下の所で玉乗の稽古をしている...
高村光太郎 「回想録」
...十二階の高さにも...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...十二階があったころの浅草...
古川緑波 「浅草を食べる」
...その十二階赤煉瓦の窓の灯と共にわが幼年の日のゆめのふるさとなりし太神楽の港家小亀を...
正岡容 「浅草燈籠」
...いつも凌雲閣十二階高塔の赤煉瓦が存してゐる...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...十二階頂上の四方には厳重の金網が貼り巡されてゐた...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...ありし日の十二階で記憶してゐる...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...十二階の創建は「明治廿三年十一月...
正岡容 「大正東京錦絵」
...だが私は十二階の塔を見上げたときは...
室生犀星 「洋灯はくらいか明るいか」
...小唄売、映画館、魚釣り、木馬、群衆、十二階、はたらく女、そして何処の何者であるかが決して分らない都会特有の雑然たる混鬧(こんどう)が、好ましかつた...
室生犀星 「洋灯はくらいか明るいか」
...十二階下歩き吉原散歩など覚え...
吉川英治 「年譜」
...十二階の頂上に上がって...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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