...後々問題を起さぬという約束で十二分の手当を与えて花との手をきられた事も...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...――羅針盤の周囲の三十二分の一...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...十二時二十二分の列車に乗るために...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...また人間に十二分の経済的満足を与えて...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...帝國黨の候補者には十二分の援助を與よ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...閣下の議院政略が其弱點に投じて十二分の成功ありしは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...おのおのが十二分の興を尽して...
中里介山 「大菩薩峠」
...十二分の用意を迅速にととのえてやる父の手配...
中里介山 「大菩薩峠」
...十二分の成績をあげている...
中里介山 「大菩薩峠」
...地球は十二分の一だけ廻っている...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...十二分の力を出した者がおのれに十五分の力あることがわかってくる...
新渡戸稲造 「自警録」
...壇上の博士は時計の秒針を覗き込みながら今正に片手を挙げて九時十二分の合図をしようとする...
久生十蘭 「魔都」
...十時五十二分の上り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...(3)一インチの十二分の一...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...広島で一時三十二分のサクラにのり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...――そのお気持もわかるでしょう?九時四十二分の上りで立つので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...奉天駅の印象五竜背温泉を午前八時三十二分の汽車で立つた私は...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...合戦としては十二分の捷(かち)を占めて...
吉川英治 「三国志」
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