...彼女は十二分に魅力的だ...
...この問題に関しては、私たちは十二分な注意を払わなければならない...
...彼は十二分な準備をして臨んだ...
...この食事は十二分においしくて、何度でも食べたくなる...
...彼女は自分にあったドレスを十二分に楽しんでいた...
...その愛の力を十二分に発揮できる人間は...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...我らが科学の力を十二分に活用し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...恰度四時四十二分に夜行の旅客列車が物凄い唸りを立てて...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...彼等は戦闘にはもう十二分に懲々(こりごり)していると私たちは思ったのだ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...――羅針盤の周囲の三十二分の一...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...それを十二分に汁(しる)の上に振りかけて...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...それぞれの範囲内では各自の創意を十二分に発揮しながらも...
野呂栄太郎 「『日本資本主義発達史講座』趣意書」
...それにしても元日の午前九時十二分に噴水の鶴が唄うと広告し...
久生十蘭 「魔都」
...これまでとてチチコフの如才ない応対の気持よさは十二分に認めていながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...十二分、でたらめのおしゃべり、ぶっつけの大ぶっつけ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...安く仕込んだ米に十二分の利得をみせて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...十二分に勢いも大きさも増すに相違ない...
南方熊楠 「十二支考」
...この点で十二分に利用された...
宮本百合子 「ある回想から」
...十二分に尽くした今日までの好意がわからない年でもないのに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ただその芸によって我々に十二分の娯楽を与えた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そのわたしに対する愛情もまた十二分に豊富で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この恵みを十二分に受けて沖縄の本葺が屋根の美しさを生んでいるのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...正木先生は語学の天分にも十二分に恵まれておられましたので...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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