...〔譯〕凡そ人事を區處(くしよ)するには...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...政治上の民族主義は當然此の如き主張を以つて世界の政治的區劃を變革することを要求するものでなければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...社會的地位の種々雜多な區分が行はれてゐるのを見る...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...shall と will の區別を立てない...
高田力 「ベーシック英語」
...半上落下の區分あるを許るさず...
竹越三叉 「世界の日本乎、亞細亞の日本乎」
...ちと極端の譬だが日本、東京、神田區、冨山房をニホ、トキヨ、カダク、フザボと直すやうなものである...
土井晩翠 「「イーリアス」例言」
...(集合論者リーフはイーリアスを構成する諸篇の作成の時代を三段に區別す)8 兩軍の戰陣相對するを野獸の口に譬へしならむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...細かく十二に割つた區劃(くくわく)の中に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...タイムテーブルによつてはつきり區別し...
萩原朔太郎 「所得人 室生犀星」
...かくて客體面において自己性と他者性との相區別される二つの領域として顯はにならねばならぬであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...たうとう私達が奇妙な見知らない一區域に迷ひ込んでしまつたことを知つた...
堀辰雄 「水族館」
...同(おな)じその部分(ぶぶん)の白(しろ)いほとゝぎすやかっこうと區別(くべつ)することが出來(でき)ます...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...また自分の思想を他と區別して適切に或ひは嚴密に表現するために新しい言葉を作る必要もあるのである...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...素朴實在論から我々を出來る限り截然と區別するためである...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...もちろんロゴスとしての歴史と存在としての歴史との區別がなくされるわけではない...
三木清 「歴史哲學」
...存在と事實とを區別して見るとき...
三木清 「歴史哲學」
...此語の行はれる區域は中々弘く...
柳田國男 「食料名彙」
...人間に男女と美醜の區別のある以上...
横光利一 「悲しみの代價」
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