...無區別な瞑想場裏に...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...十五札幌區立病院は...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...知らぬ他國の二階のぞめき聽けばなつかし佐渡おけさ佐渡おけさと特別に言ふのは新潟縣の節のまるでちがつたおけさと區別して言ふのです...
江南文三 「佐渡が島を出て」
...眞中の一區劃は化粧室になつてゐた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...漫に之を區分するも...
竹越三叉 「世界の日本乎、亞細亞の日本乎」
...精神が實在的に身體から區別せられることが證明せられる...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...我輩豈一の星亨氏に重きを置きて區々の言を爲すものならむや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...普通の歴史區劃に從ひ唐宋時代の名を用ひて...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...ともかくこの二つの區別あることを認めたのは劉知幾である...
内藤湖南 「支那目録學」
...つまる所古代はイ列とウ列との音に明白な區別がなかつたので...
内藤湖南 「平安朝時代の漢文學」
...私自身の身體が一時間約三十キロの速度で或る天候區域から他の天候區域へ運ばれて來たことを忘れてゐたのである...
野上豐一郎 「北信早春譜」
...かの明治二十九年(めいじにじゆうくねん)の三陸地方(さんりくちほう)の海嘯(つなみ)の被害區域(ひがいくいき)は長(なが)さ百五十(ひやくごじゆう)まいるにわたり...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...このやうにして感性と悟性との區別は...
三木清 「認識論」
...區別された歴史の三つの概念をそれら相互の聯關に於て統一的に把握することが出來ると考へられるからである...
三木清 「歴史哲學」
...歴史の分類として普通行はれるベルンハイム風の區別よりもかのニイチェのなした分析が如何に遙かに深く本質的なものを捉へてゐるかは容易に理解されよう*...
三木清 「歴史哲學」
...我々の感覺の各々から區別される主觀といふものの存在である...
三木清 「論理と直觀」
...九 ジヨバンニの切符「もうここらは白鳥區のおしまひです...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...名稱が各地區々である...
柳田國男 「食料名彙」
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