...橋を渡つて芝區へ這入ると...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...この主義は徒(いたづ)らに區別的文藝の問題ではなく...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...私が私の身體から實際に區別せられたものであるといふこと...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...區々一身上の誹毀何ぞ意に挾むに足らんやと侯の磊落なる洵に斯くの如し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...我輩豈一の星亨氏に重きを置きて區々の言を爲すものならむや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...談話(はなし)に區切(くぎり)が付(つ)いた...
夏目漱石 「門」
...觀想と活動と―― theria と praxis と――はギリシアの昔より哲學において相爭ふ二つの陣營を區別する旗印であつた(一)...
波多野精一 「時と永遠」
...これは經驗的科學と區別されたる形而上學の立場である(一)...
波多野精一 「時と永遠」
...そこへいくと、縣廳だの、區役所だの、支金庫だのになるとがらりと樣子が變つて來る...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...その犯(おか)した罪とを區別することが出來るの...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...果樹園を區切つてゐる塀についた入口の方へ歩き出した...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ある人が生を目して和歌の區域を狹くする者と申し候は誤解にて少しにても廣くするが生の目的に御座候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...あのライプニツの區別に從へば...
三木清 「認識論」
...この區別は存在としての歴史に於て何が優越な意味に於ける存在として決定されるかといふことに關係する...
三木清 「歴史哲學」
...歴史に於ける時代區分は暦の時間に從つて平等なる間隔をもつて幾何かに區切られてゐるのではない...
三木清 「歴史哲學」
...よし區別さるべきものであるとしても...
三木清 「歴史哲學」
...記念物的歴史 monumentalische Historie と古物的歴史 antiquarische Historie と批判的歴史 kritische Historie との區別が生ずる...
三木清 「歴史哲學」
...プルウリヴォ區の或る弱つた金持の老人と結婚したと語つた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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