...本邦現存最古の医書丹波(たんば)康頼の『医心方』から引き陳(つら)ねた奇薬の名の内に...
南方熊楠 「十二支考」
...蘭軒は医心方の跋を作つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...医心方の影写は文化十四年丁丑に始まり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...然るに安政の「医心方出現」に先だつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...只一の医心方あるのみである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」その百八蘭軒は医心方を影写するに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...宋本御覧や、千金方や、医心方や、其中に存ずる所の古本草経の遺文は学者の共有に属する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...紙は医心方を写さむがために特製した烏糸欄紙(うしらんし)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...『医心方』の出現という語がある...
森鴎外 「渋江抽斎」
...永観(えいかん)二年に上(たてまつ)られた『医心方』が...
森鴎外 「渋江抽斎」
...『医心方』は禁闕(きんけつ)の秘本であった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...躋寿館では『医心方』影写程式(えいしゃていしき)というものが出来た...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その四十五半井(なからい)本の『医心方』を校刻するに当って...
森鴎外 「渋江抽斎」
...保晃は半井瑞策に『医心方』一巻を借りて写した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...『医心方』を瑞策に授けたのは...
森鴎外 「渋江抽斎」
...『医心方』校刻の事の起ったのは...
森鴎外 「渋江抽斎」
...夢寐(むび)の間(あいだ)に『医心方』を校合(きょうごう)しているものの如くであった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...書医心方後(いしんほうののちにしょす)...
森鴎外 「渋江抽斎」
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