...金匱(きんき)の蔵(ざう)に堪へたりと云ふべし...
芥川龍之介 「骨董羹」
...匱(ひつ)に(おさ)めて蔵(かく)さんか...
中島敦 「弟子」
...憂え諫むる人をして表を匱に納(い)れしめ...
南方熊楠 「十二支考」
...この鐘匱(しょうき)は新令実施が良民資産に直接の関係あるを以て...
南方熊楠 「十二支考」
...用水の匱(とぼ)しきを憂へ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...金匱私講抄録(きんきしかうせうろく)卒業...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...用帑(ようど)匱(とぼ)しきに至るごとに...
森鴎外 「渋江抽斎」
...匱(ヒツ)ニオサメテ蔵(カク)セリ...
吉川英治 「三国志」
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