...二匙(さじ)すすると...
太宰治 「逆行」
...到頭私はこの面倒臭い手紙に匙(さじ)を投げてしまいました...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...」学士は匙で茶を掻き交ぜながら...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...銀の匙(さじ)や...
徳田秋声 「足迹」
...時にはまた蟹(かに)が鋏(はさみ)をあげて這(は)いよるのを匙(さじ)ですくって水のなかへ投げてやるとそのまま深みへはい込んでしまう...
中勘助 「島守」
...匙(さじ)一本であしらわなければならないのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...最早匙も藥も及ばず...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手のつけやうがありませんね」八五郎もさすがに匙(さじ)を投げてしまひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...寡婦が親切にも荷解きと整頓を手伝ってあげた時、大匙、シチュー用スプーン、テーブルセット、食卓用小瓶、ソース注し、何枚もの皿、鮮紅色のモーニングカップ、そして程度の差はあるが綺麗でかなりの重さになる単品の食器類があって、彼はそれらを処分しようとしないのだった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...」ソバケーヴィッチは玉菜汁(シチイ)を一匙すすって...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「まあ、この人は何処までつけあがるのだらう? 蜜をやれば、匙まで呉れつて、あんたのことよ! あつちへ行つて頂戴...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...米の粉を大匙二杯ばかり入れて蒸しても美味しいものが出来ます...
村井弦斎 「食道楽」
...一旦(いったん)よく混ざった処でまた一杯入れて混ぜてまた一杯入れるという風に少しずつ幾度(いくど)にも入れては混ぜてサラダ油が大匙三杯入ったらば一番後に西洋酢を大匙一杯半位加えます...
村井弦斎 「食道楽」
...譬(たと)えばスープの上へ浮いて来る脂を大匙で掬い取って皿の上へ冷(ひや)しておくと白く固まります...
村井弦斎 「食道楽」
...原料と申しますと極(ご)く手軽なのがコンデンスミルク大匙二杯を二合のお湯で淡(うす)く溶きます...
村井弦斎 「食道楽」
...大原も一匙(さじ)口へ入れ「なるほど溶ける非常に美味(うま)い...
村井弦斎 「食道楽」
...もう匙(さじ)を投げて観ているといったような...
吉川英治 「源頼朝」
...匙(さじ)を投げるように...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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