...北越地方の義とすべきである...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...こゝは北越第一の市会(しくわい)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...余(よ)北越に遊びて牧之老人が家に在し時...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...僕の先祖代々碌(ろく)を喰(は)んだ北越百万石の領主が...
辰野九紫 「青バスの女」
...その一例として『北越雪譜』から雪下ろしについて引用して見ることにしよう...
中谷宇吉郎 「雪」
...『北越雪譜(ほくえつせっぷ)』に杣人(そまびと)や猟師が熊狼から女根まで決して本名を称(とな)えぬ例を挙げ...
南方熊楠 「十二支考」
...狼と侶を為(な)さんばかりの小舎(こや)に生まれたごとく(『北越雪譜(ほくえつせっぷ)』)...
南方熊楠 「十二支考」
...『北越月令(ほくえつげつれい)』にはまた土生団子と書いている...
柳田國男 「食料名彙」
...路を横ぎりて山に登り走りしとぞ(『北越雑記』巻十九)...
柳田国男 「山の人生」
...北越地方の敵勢今猶熾んなるは...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...北越の各地に於て神官僧侶を集め...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...この北越の辺隅にあっても...
吉川英治 「上杉謙信」
...北越の城下城下などを...
吉川英治 「新書太閤記」
...大なるもの北越の上杉...
吉川英治 「新書太閤記」
...景勝は、家臣石川播磨守(はりまのかみ)を遣って、その戦捷(せんしょう)を祝し、また、秀吉の会盟の意にこたえては、(北越の山河、昨今多忙、他日親しく拝姿の日もあらん)と、謹んでいわせた...
吉川英治 「新書太閤記」
...今では西仏と名を変えて北越におるものとみえる...
吉川英治 「親鸞」
...西海には、純友、坂東には、将門が、暴れ出したと聞えてから、北越、信州地方にも、頻々と、騒乱の噂が立ち、現に、忠文以下の征討軍が行く道にさえ、その無政府状態が見られた...
吉川英治 「平の将門」
...高原の三氏と北越に遊ぶ...
吉川英治 「年譜」
便利!手書き漢字入力検索