...共にをならべて北越に向ふ...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...遠ク寄二示シテ其所ノレ著北越雪譜ナル者六巻ヲ一...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...余(よ)北越に遊びて牧之老人が家に在し時...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...和漢(わかん)の博識(はくしき)北越の聞人(なたかきひと)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...(以上北越奇談の説)偖(さて)茲(こゝ)に夜光珠(やくわうのたま)の実事(じつじ)あり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...理学博士朝比奈貞一君が「天気と気候」の昭和十一年刊に連載せられた「北越雪譜を読みて」と題する名篇に負ふところが多い...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...北越雪譜二編 巻一越後塩沢鈴木牧之 編撰江戸京山人百樹 増修○ 越後の城下越後の国往古(わうご)は出羽越中(ではゑつちゆう)に距(またが)りし事国史(こくし)に見ゆ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...私は北越雪譜(ほくえつせっぷ)の挿画(さしえ)の中にある盲人が窓から落て来ていた絵のことを話そうと思っていたが...
田中貢太郎 「雪の夜の怪」
...土井利位(どいとしつら)の『雪華図説(せっかずせつ)』と鈴木牧之(すずきぼくし)の『北越雪譜(ほくえつせっぷ)』とを何とかして手に入れたいものと思って...
中谷宇吉郎 「語呂の論理」
...この『北越雪譜』の著者鈴木牧之翁(おう)は...
中谷宇吉郎 「語呂の論理」
...私の手許(てもと)にあるものは如何なる訳か北越地方が多い...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...狼と侶を為(な)さんばかりの小舎(こや)に生まれたごとく(『北越雪譜(ほくえつせっぷ)』)...
南方熊楠 「十二支考」
...」『北越奇談(ほくえつきだん)』に...
柳田国男 「山の人生」
...北越の各地に於て神官僧侶を集め...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...北越のほうまで歩いて来たのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...景勝は、家臣石川播磨守(はりまのかみ)を遣って、その戦捷(せんしょう)を祝し、また、秀吉の会盟の意にこたえては、(北越の山河、昨今多忙、他日親しく拝姿の日もあらん)と、謹んでいわせた...
吉川英治 「新書太閤記」
...徳川を支持する北越の友軍もなく...
吉川英治 「新書太閤記」
...西海には、純友、坂東には、将門が、暴れ出したと聞えてから、北越、信州地方にも、頻々と、騒乱の噂が立ち、現に、忠文以下の征討軍が行く道にさえ、その無政府状態が見られた...
吉川英治 「平の将門」
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