...その栄光をうべなふに――だが其の栄光を支へてゐたのは汚い泥土の湿地を匍匐(はらば)ふ歎く葦原の類(たぐひ)のみでない勝利の偉勲の刃(やいば)でもない...
上里春生 「傾ける殿堂」
...地上に匐(は)って...
海野十三 「怪塔王」
...はるかな地上には煙霧が匐(は)い...
海野十三 「三重宙返りの記」
...妙な腰つきで山道を匐うように逃げる大辻には...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...砂漠の下の防空壕(ぼうくうごう)を匐(は)いだすと...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...葡匐委蛇(ハイモコヨイ)き...
高木敏雄 「比較神話学」
...常識語は現象の表面を匍匐するか...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...四つ匐いの姿とのために...
豊島与志雄 「霧の中」
...匐(は)いおりて行くなどということはとうていできませんでした...
豊島与志雄 「強い賢い王様の話」
...四ツ匐(ば)いになって腕を伸(のば)す...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...暗い階段を匐ふやうに昇つて行く...
原民喜 「魔のひととき」
...あやしきしはぶるひ人(びと)どもあつまりゐる中にうちまじりつつ御けしきをがみ見まつる隠士も市の大路に匍匐(はらばい)ならびをろがみ奉(まつ)る雲の上人天皇の大御使(おおみつかい)と聞くからにはるかにをがむ膝をり伏せて勅使をさえかしこがりて匍匐(はらば)いおろがむ彼をして...
正岡子規 「曙覧の歌」
...勝が蚊帳(かや)の側へ匐(は)つて來ちや惡戲(いたづら)をしたり小便を垂れたりして煩くつて困つたよ...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...猫のように緊張しながら匐い登って行くと...
夢野久作 「白菊」
...渡会(わたらえ)の某(なにがし)は三日も土の中で苦しんだために白髪(しらが)となって匐(は)い出して来た……なぞいうのは...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...沼岸の雑草の中を匐い歩く一疋の山羊だけ...
横光利一 「夜の靴」
...また地に匍匐(ほふく)している敵の数も残らず読めた――かるが故に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...恰(あだか)も四肢(しし)を以て匍匐(ほうふく)する所の四足獣に化(くわ)し去(さ)りたるの想(おも)ひなし...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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