例文・使い方一覧でみる「濘」の意味


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...蕭雨(せうう)を犯し泥(でいねい)を踏んで...   蕭雨を犯し泥濘を踏んでの読み方
芥川龍之介 「開化の殺人」

...聴衆は泥を踏んでつめかけた...   聴衆は泥濘を踏んでつめかけたの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...こねかえした田の泥(どろ)の中にうつむいた饅頭笠(まんじゅうがさ)がいくつとなく並んで見える...   こねかえした田の泥濘の中にうつむいた饅頭笠がいくつとなく並んで見えるの読み方
田山花袋 「田舎教師」

...あたりは車の齒の泥の中に深く喰ひ込んだのを牛飼どもが押したり動かしたりする光景だけになつて了つて...   あたりは車の齒の泥濘の中に深く喰ひ込んだのを牛飼どもが押したり動かしたりする光景だけになつて了つての読み方
田山花袋 「道綱の母」

...雪後の泥(ぬかるみ)を拾ひつゝ寺の山門の方へと出て来た時には...   雪後の泥濘を拾ひつゝ寺の山門の方へと出て来た時にはの読み方
田山録弥 「百合子」

...泥(ぬかるみ)のひどい道に古靴を引きずって役所から帰ると...   泥濘のひどい道に古靴を引きずって役所から帰るとの読み方
寺田寅彦 「やもり物語」

...砲兵隊が泥(でいねい)に足を取られたこと...   砲兵隊が泥濘に足を取られたことの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...下の往来の泥(ぬかるみ)路に...   下の往来の泥濘路にの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...雨の降る日に泥(でいねい)の本所(ほんじょ)を散歩しよう...   雨の降る日に泥濘の本所を散歩しようの読み方
永井荷風 「曇天」

...冬の日は全く暮果(くれは)て雪解の泥(ぬかるみ)は寒風に吹かれてもう凍っている...   冬の日は全く暮果て雪解の泥濘は寒風に吹かれてもう凍っているの読み方
永井荷風 「雪解」

...女中はその辺で転んで倒れて泥(ぬかるみ)の中へ...   女中はその辺で転んで倒れて泥濘の中への読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...路は歯の廻らないほど泥(ぬか)っているので...   路は歯の廻らないほど泥濘っているのでの読み方
夏目漱石 「三山居士」

...廃墟の泥の上の闇市(やみいち)は祭日のようであった...   廃墟の泥濘の上の闇市は祭日のようであったの読み方
原民喜 「火の唇」

...私をよもやお忘れはなさるまいと車より(すべ)るやうに下りてつく/″\と打まもれば...   私をよもやお忘れはなさるまいと車より濘るやうに下りてつく/″\と打まもればの読み方
樋口一葉 「十三夜」

...チチコフはいきなり泥の中へ四つん這いになってつんのめった...   チチコフはいきなり泥濘の中へ四つん這いになってつんのめったの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...泥(ぬか)ツた路をベチヤンクチヤン...   泥濘ツた路をベチヤンクチヤンの読み方
三島霜川 「解剖室」

...まるで泥(ぬかるみ)さはまって足を抜けねえような塩梅式だ」「思うに...   まるで泥濘さはまって足を抜けねえような塩梅式だ」「思うにの読み方
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」

...浪士たちは背まで泥(ぬかるみ)の泥水を刎ねあげていた...   浪士たちは背まで泥濘の泥水を刎ねあげていたの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

「濘」の読みかた

「濘」の書き方・書き順

いろんなフォントで「濘」

「濘」の英語の意味


ランダム例文:
衆院   無理数   軽挙妄動  

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