...雪消(ゆきげ)の路の泥濘(ぬかるみ)の處々乾きかゝつた上を...
石川啄木 「足跡」
...つまり二人は同じ程度の泥濘(ぬかるみ)を歩いたことになります...
海野十三 「蠅男」
...デミトリチは外套(ぐわいたう)の襟(えり)を立(た)てゝ泥濘(ぬか)つてゐる路(みち)を...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...いぶせき田舍の泥濘路(ぬかるみみち)を俥に搖られて...
近松秋江 「湖光島影」
... 320屍(かばね)の上に泥濘を我は深くも積らせむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ブルジョア社会心理学の泥濘から抜け出す道が茲に横たわっている...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...一着きりの夜会服を泥濘(ぬかるみ)でよごさないように注意しなければならなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そのなまぬるい泥濘(でいねい)の浴場では...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...道が泥濘(ぬか)っていた...
豊島与志雄 「反抗」
...泥濘(ぬかるみ)の中に落ちていたようですし...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...泥濘のひどい道を...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...泥濘のひどい道へ降りた...
林芙美子 「雨」
...泥濘(ぬかるみ)にて道悪し...
林芙美子 「新版 放浪記」
...第七章だらだらと退屈な長の道中のあいだ、寒さや、雪融や、泥濘や、寝ぼけ眼の宿場役人や、うるさい鈴の音や、馬車の修理や、啀みあいや、さては馭者だの、鍛冶屋だの、その他いろんな街道筋の破落戸(ごろつき)どものためにさんざん悩まされた挙句、やっとのことで旅人の眼に、自分を出迎えにこちらへ近寄って来るような、懐かしい我が家の灯影がうつりだす――と、やがて彼の目前には見馴れた部屋々々が現われ、迎えに駈け出した人々の歓声がどっとあがり、子供たちがわいわい騒いで駈けまわる、次いで心もなごむような落着いた話に移るのであるが、それが又、旅の憂さをすっかり忘れさせるような熱い接吻でとぎれ勝ちになる――といった具合だったら、まったく申し分はない...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その可哀さうなものを巴里の泥濘(ぬかるみ)の中からぬき取つて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...そこらあたりはサヨの靴が吸いとられそうに赭土(あかつち)が泥濘(ぬか)っているのである...
「朝の風」
...少し降っていた雨はやんだが泥濘(ぬかるみ)の路(みち)につかれていたし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そのとき野末の遠い泥濘の真ん中で...
横光利一 「夜の靴」
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