例文・使い方一覧でみる「匆」の意味


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...々四十起氏の跡を追った...   匆々四十起氏の跡を追ったの読み方
芥川龍之介 「上海游記」

...々(そうそう)三階に引き上げた...   匆々三階に引き上げたの読み方
有島武郎 「或る女」

...然るに『我楽多文庫』公刊々(そうそう)二人が忽ち手を別ってしまったはいわゆる両雄聯(なら)び立たずであって...   然るに『我楽多文庫』公刊匆々二人が忽ち手を別ってしまったはいわゆる両雄聯び立たずであっての読み方
内田魯庵 「美妙斎美妙」

...々(そうそう)...   匆々の読み方
太宰治 「風の便り」

...(以上は卒(そうそつ)の間に筆をとった一葉の素描のようなものに過ぎないのであって...   の間に筆をとった一葉の素描のようなものに過ぎないのであっての読み方
寺田寅彦 「工学博士末広恭二君」

...帰朝々ある詩派『明星』といふ一雑誌が党同異閥の精神からか...   帰朝匆々ある詩派『明星』といふ一雑誌が党同異閥の精神からかの読み方
土井晩翠 「漱石さんのロンドンにおけるエピソード」

...それから更に烏兎(うと)々と過ぎて大正三年になって...   それから更に烏兎匆々と過ぎて大正三年になっての読み方
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」

...余は何故卒に其宿を立つてしまつたのであつたかとそれも分らぬ...   余は何故匆卒に其宿を立つてしまつたのであつたかとそれも分らぬの読み方
長塚節 「佐渡が島」

...々(そうそう)に逃げ帰って来るのが普通であった...   匆々に逃げ帰って来るのが普通であったの読み方
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」

...新婚々の夫を朝鮮征伐にとられ...   新婚匆々の夫を朝鮮征伐にとられの読み方
久生十蘭 「うすゆき抄」

...殿様には若年の折から驚癇(きょうかん)の持病があられるので、大方はそのことと合点し、々、関の御本陣へ落着するなり、耳盥に水を汲ませて頭熱(ずねつ)の引下げにかかったところ、殿様は「おのれは医者の分際で、病の上下も弁えぬのか」といきられ、片膝をあげてふぐりを見せた...   殿様には若年の折から驚癇の持病があられるので、大方はそのことと合点し、匆々、関の御本陣へ落着するなり、耳盥に水を汲ませて頭熱の引下げにかかったところ、殿様は「おのれは医者の分際で、病の上下も弁えぬのか」といきられ、片膝をあげてふぐりを見せたの読み方
久生十蘭 「玉取物語」

...々(そうそう)一小塾舎を経営して洋学に従事したるその時は...   匆々一小塾舎を経営して洋学に従事したるその時はの読み方
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」

...々東京を出発する用意をし...   匆々東京を出発する用意をしの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...その染帳(ぜんちょう)を得て漫(すずろ)にこれを閲し、々として去る...   その染帳を得て漫にこれを閲し、匆々として去るの読み方
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」

...就任々(そうそう)某署の刑事の不法取調べを告発したという曰(いわ)く付きの男である...   就任匆々某署の刑事の不法取調べを告発したという曰く付きの男であるの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...その中(うち)でも一番最後に残しておいたのが姉の新婚々時代の紅い服一着と...   その中でも一番最後に残しておいたのが姉の新婚匆々時代の紅い服一着との読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...戦陣忙(そうぼう)のさいだ...   戦陣匆忙のさいだの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...帰る々(そうそう)...   帰る匆々の読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「匆」の読みかた

「匆」の書き方・書き順

いろんなフォントで「匆」

「匆」の英語の意味


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