...匆々(そこ/\)に座を立つて帰つて来た...
薄田泣菫 「茶話」
...匆卒(ゆきなり)ブローミウム加里(カリ)の壜(びん)を取(と)るより早(はや)く...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...匆々...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...看護婦がちょっと粗匆(そそう)をしましたので...
徳田秋声 「挿話」
...否私が歸りに出すと匆々と懷ろに入れて了ひましたよ...
徳田秋聲 「媒介者」
...それから更に烏兎(うと)匆々と過ぎて大正三年になって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...右匆々乍ら此の詩人への讃美と註文とである...
中原中也 「菊岡久利著「貧時交」」
...殿様には若年の折から驚癇(きょうかん)の持病があられるので、大方はそのことと合点し、匆々、関の御本陣へ落着するなり、耳盥に水を汲ませて頭熱(ずねつ)の引下げにかかったところ、殿様は「おのれは医者の分際で、病の上下も弁えぬのか」といきられ、片膝をあげてふぐりを見せた...
久生十蘭 「玉取物語」
...匆々(そうそう)一小塾舎を経営して洋学に従事したるその時は...
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」
...児女ヲ相携ヘテ去テ匆々...
牧野富太郎 「植物記」
...走者は匆卒(そうそつ)の際にも常に球の運動に注目しかかる時直ちに進んで険を冒(おか)し第二基に入るか退いて第一基に帰るかを決断しこれを実行せざるべからず...
正岡子規 「ベースボール」
...……まず……朝起きると匆々から飯を喰う隙もないくらいジャンジャン訪問客が遣って来る...
夢野久作 「近世快人伝」
...その間に人知れぬ希望と楽しみがなくちゃ……しかも姉の新婚匆々時代の紅い服を着て歩きまわるところなんぞは...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...戦陣匆忙(そうぼう)のさいだ...
吉川英治 「私本太平記」
...匆々(そうそう)...
吉川英治 「新書太閤記」
...お暇(いとま)をしようではないか」連れの菅屋九右衛門をうながして匆々(そうそう)に辞しかけると...
吉川英治 「新書太閤記」
...勝家は匆々(そうそう)に...
吉川英治 「新書太閤記」
...では……たしかに、おあずかりして」と、貞盛は、匆々に、そこのあばら屋同然な門を辞した...
吉川英治 「平の将門」
便利!手書き漢字入力検索
- 俳優の青柳文太郎さん: 俳優、虚血性心疾患のため70歳で逝去。🙏
- 俳優の杉浦太陽さん: 5人の子を持つタレントで、筋トレで12キロ増量した父。💪
- 野球選手の鈴木誠也さん: 右膝の軽度損傷で開幕の出遅れも懸念される ⚾️
