...新田義貞と勾当内侍(こうたうのないし)の色事の条(くだり)だよ...
薄田泣菫 「茶話」
...――葛原勾当日記――はしかき葛原勾当(こうとう)日記を...
太宰治 「盲人独笑」
...其生存中に於ける事業の大要及び勾当の趣味等につき...
太宰治 「盲人独笑」
...勾当は、ただちにその中山という人の宿を訪れて草々語らい、その琴の構造、わが発明と少しも違うところ無きを知り、かえって喜び、貴下は一日はやく註文したるものなれば、とて琴の発明の栄冠を、手軽く中山氏に譲ってやった...
太宰治 「盲人独笑」
...勾当、病歿せしは明治十五年、九月八日...
太宰治 「盲人独笑」
...ここには、勾当二十六歳、青春一年間の日記だけを、展開する...
太宰治 「盲人独笑」
...「葛原勾当日記」原本に於ては...
太宰治 「盲人独笑」
...勾当(こうとう)と云う位は持っておりましてもそれは名ばかりでござりまして...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...その勾当さんの会があったとき...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...勾当内侍(こうとうのないじ)これを認め...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...杉原勾当の家の中がアガったのが六時すぎ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その次は勾当で、これはの半分位の資格であった...
宮城道雄 「昔の盲人と外国の盲人」
...内山町の盲人百島勾当(ももしまこうとう)の家を遊所(あそびどころ)として諸持等を此(ここ)に集(つど)えることになったのは当時の事である...
森鴎外 「細木香以」
...そなたは」「勾当ノ内侍でございまする」「……これは」義貞はあきれた...
吉川英治 「私本太平記」
...もしこの勾当の内侍がみかどにとって寵幸(ちょうこう)もただならぬ愛妃(あいひ)であったとしたら...
吉川英治 「私本太平記」
...その盲目的な勢いとたくましい体の下に勾当の内侍をねじふせていた...
吉川英治 「私本太平記」
...あわれなる女をひとりのこしてまいる」「勾当(こうとう)ノ内侍(ないし)?」「その内侍です...
吉川英治 「私本太平記」
...さきに勾当(こうとう)ノ内侍(ないし)のことを書いたがあらかた私の創作である...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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