...彼は戯作(げさく)の価値を否定して「勧懲(くわんちよう)の具」と称しながら...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...彼は戯作(げさく)の価値を否定して「勧懲(かんちょう)の具」と称しながら...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...或はまた国民性を言ふものの意は所謂勧懲主義...
綱島梁川 「国民性と文学」
...功利と文学との関係は正当には如何に解すべきかは此に論ぜずとするも、単なる勧懲主義、単なる教訓主義は以て文学の真意義を蔽(おほ)ひ得べしとするか...
綱島梁川 「国民性と文学」
...小説に勧懲摸写の二あれど...
二葉亭四迷 「小説総論」
...痔持の療治をするように矢鱈無性に勧懲々々というは何事ぞと...
二葉亭四迷 「小説総論」
...夫の勧懲小説とは如何なるものぞ...
二葉亭四迷 「小説総論」
...頗る興あるのみか勧懲に裨益ある物語にて毎に聴衆の喝采を博せし子が得意の人情話なれば...
若林※[#「王+甘」、第4水準2-80-65]藏 「怪談牡丹灯籠」
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