例文・使い方一覧でみる「勢家」の意味
スポンサーリンク...権門勢家に生まれると、人生が有利になるとされている... 
...彼は自分が誇ることができるものが何も持たず、権門勢家である妻にすがって生きている...
...江戸時代には、権門勢家が一揆を玉砕させるために用意される場合もあった...
...権門勢家の子弟は、通常の子どもたちとは違う厳しい教育を受けることが多い...
...権門勢家出身者が政治家として成功することも多い...
...大勢家族のある所へ...
江戸川乱歩 「疑惑」
...後（のち）のものには室町殿（むろまちどの）の営中（えいちゆう）の事どもを記録（きろく）せられたる伊勢家の書（しよ）には越後布（ぬの）といふ事あまた見えたり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...あれほどの権勢家であるにも拘らず...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...権勢家バアリイに一通の訴状が届いた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...権勢家の官吏じゃない...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「成仙」
...やはり一種の権勢家なんですね...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...小（ち）さい潜戸から大勢家（うち）の中へ入って来たのだそうである...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...町の權勢家の大黒屋の前は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...以て権門勢家（けんもんせいか）の令閨（れいけい）となる者を養うべきも...
福田英子 「妾の半生涯」
...時の勢いに乗って――乃至（ないし）は権勢家のふところにとびこんで...
本庄陸男 「石狩川」
...其中（そのうち）でも權勢家（けんせいか）の一人（ひとり）らしく見（み）えた鼠（ねずみ）が...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...権勢家三斎を前に置いて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...就（つ）きましては、彼の道場の近所に、新しく武道指南の標札が掲げたく、御持（おもち）地所を賜わらば辱（かたじ）けない仕合せでござりまする」「うむ、それも面白かろう――」と、三斎は肯首（うな）ずいて、「世間では、とかくこの三斎を、権勢家の、我慾者と、善（よ）からぬ噂を立て、不平不逞の浪人共、物の解らぬ直参旗本の尻押しで、ともすればわしの身に、危害を加えようとする企みもある由、――なに、彼等が、蠢動（しゅんどう）いたせばとて、びくびくいたす程の、小さな胆も持ち合せぬが、伜どもも、何かと、心痛し、身辺を警戒せよの、用心せよのと、うるさいことだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ほかの権勢家への贈答にも利用され...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...あの権勢家が何しにこの薬園などへ訪れて来たのかといぶかしく思いながら...
吉川英治 「江戸三国志」
...だから新幕府下の権勢家でも...
吉川英治 「私本太平記」
...そこでの権勢家とか何とかいう憚（はばか）りも...
吉川英治 「新書太閤記」
...時の権勢家（けんせいか）...
吉川英治 「増長天王」
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