例文・使い方一覧でみる「勢子」の意味
スポンサーリンク...さっそく潮田千勢子が来社した... 
大鹿卓 「渡良瀬川」
...勢子（せこ）などが居並んでいるが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...町へ行ってる息子にはまだ大勢子供がいるから大事ないとか...
豊島与志雄 「狐火」
...いつも大勢子供が遊んでいます...
豊島与志雄 「林檎」
...まだ新しい雪を藁靴（わらぐつ）でキュッキュッと踏みしめながら勢子達が真先に登って行く...
中島敦 「虎狩」
...一人の勢子らしい男が...
中島敦 「虎狩」
...此（こ）の男はやはり勢子の一人で...
中島敦 「虎狩」
...息子がその勢子を足でなぶるのを止（と）めようともしない...
中島敦 「虎狩」
...他の勢子達も銃声を聞いて集って来た...
中島敦 「虎狩」
...虎に殺され損った勢子（せこ）を足で蹴返していまいましげに見下した彼以外の誰の眼付だろうか...
中島敦 「虎狩」
...親分に内緒で勢子（せこ）の一人に加はつたのは宜いが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ロボットの笑い「何も彼（か）もお話し致しましょう」暫らく讃之助の様子を見て居た勢子――山北道子と名乗った不思議な女――は...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...「私のしっこを飲んでいる――」大人たちは、はじめは何をいっているのかとりあわなかったが、彼女があんまり伊勢子は正直だ、伊勢子は正直だ、私のしっこを飲んでいる――と小躍りするので、やっと彼女の悪戯（いたずら）が、味噌をだいなしにしてしまったのだと感じた...
長谷川時雨 「西川小りん」
...コマツ吾勢子波（わがせこは）借廬作良須（かりほつくらす）草無者（かやなくば）小松下乃（こまつがもとの）草乎苅核（かやをからさね）コマツは小松で余り太くない小柄な松をいうのである...
牧野富太郎 「植物記」
...他家に嫁いだ妹娘の方には大勢子供があったので...
柳田国男 「故郷七十年」
...十万の勢子（せこ）でかこみ...
吉川英治 「三国志」
...獣王を狩り立てている勢子（せこ）のように...
吉川英治 「三国志」
...勢子（せこ）棒などを持って勢揃いしていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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