...「結局勝負なしで...
豊島与志雄 「十一谷義三郎を語る」
...十三間髪(かんはつ)を容(い)れざる打合いで場内は一体にどよみ渡って、どっちがどう勝ったのか負けたのか、たしかに見ていたはずなのが自分らにもわからないで度を失うているのを、中村一心斎は真中へ進み出で、「この立合、勝負なし、分け!」と宣告しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...勝負なし」竜之助はジリジリと一心斎の方に詰めよせて...
中里介山 「大菩薩峠」
...はたまたいずれも勝負なしに円満なる平和(へいわ)をもって解決さるるか...
新渡戸稲造 「自警録」
...これで今日の戦いは勝負なしだぞ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...勝負なしの戦争と云(い)うのは...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...詰(つま)り勝負なしとした所で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ハネてから又昨日のメムバーで二時迄麻雀をやり、今日は勝負なし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...九時半ハネ、昨日のメムバー来り、麻雀、又勝負なし程度...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...勝負なしってところ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...四熊捕(くまと)りの競争はこれでまづ勝負なしでした...
宮原晃一郎 「熊捕り競争」
...勝負なしに終つた...
宮原晃一郎 「風変りな決闘」
...勝負なしで引分けとなった...
吉川英治 「三国志」
...勝負なしに引き分れながら...
吉川英治 「三国志」
...忍法試合(にんぽうじあい)勝負なし!」と...
吉川英治 「神州天馬侠」
...勝負なしのものわかれに...
吉川英治 「神州天馬侠」
...この遠駆(とおが)けは勝負なしじゃ」「なぜ?」「小文治は蔦之助(つたのすけ)の矢(や)を取ってかえるべきがとうぜん...
吉川英治 「神州天馬侠」
...勝負なしに今度は飲み始めたと思うと...
吉川英治 「宮本武蔵」
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