...彼女は彼の失敗によって勘気を起こした...
...上司に勘気を買ってしまった...
...彼は喧嘩した友達と勘気を解かないまま別れた...
...彼女は今日は勘気がないようです...
...彼の発言によって上司が勘気を起こした...
...正月の年始が遅れたとか近火の見舞をいわなかったとかいうので勘気を蒙(こう)むったりしたものもあった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...宥(ゆる)されずにしまった高足弟子(こうそくていし)勝四郎の勘気である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...そこで殿の御勘気は解けるのです...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...陸奥守綱宗は御勘気をうけて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...屋敷の勘気を解いてもらおうなどという...
吉川英治 「江戸三国志」
...次郎の勘気も、この折からのこととて、一も二もなくゆるされました...
吉川英治 「江戸三国志」
...勘気も不問の形でそのまま...
吉川英治 「江戸三国志」
...近頃勘気をうけて...
吉川英治 「三国志」
...高氏さまのお勘気にふれ...
吉川英治 「私本太平記」
...いずれ折をみて勘気は解いてやる心でおるが...
吉川英治 「私本太平記」
...御勘気をゆるして下さろうなどというつもりではないが...
吉川英治 「新書太閤記」
...勘気をこうむっているとのことに――彼女も老母もうすうす胸をいためぬいてはいるが...
吉川英治 「新書太閤記」
...そなたが」勘気(かんき)をうけて謹慎中にある者が――と...
吉川英治 「新書太閤記」
...いまは勘気もゆるされた...
吉川英治 「新書太閤記」
...風評が立つと共に、(御勘気...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...御勘気(おかんき)も免(ゆ)れ...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...殿の勘気をうけたりしたこともあった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...――上役の勘気にふれて...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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