...彼女は彼の失敗によって勘気を起こした...
...上司に勘気を買ってしまった...
...彼は喧嘩した友達と勘気を解かないまま別れた...
...彼女は今日は勘気がないようです...
...彼の発言によって上司が勘気を起こした...
...ともかくその何代目かの主人の勘気に触れて...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...秀吉の勘気も解けたのであった...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...忠隆が慶長五年大阪で妻前田氏の早く落ち延びたために父の勘気を受け...
森鴎外 「阿部一族」
...屋敷の勘気を解いてもらおうなどという...
吉川英治 「江戸三国志」
...信長の勘気にふれて先年放逐(ほうちく)された...
吉川英治 「新書太閤記」
...時節を待っておった」「御勘気をうけて...
吉川英治 「新書太閤記」
...御勘気をゆるして下さろうなどというつもりではないが...
吉川英治 「新書太閤記」
...木下藤吉郎という者がおったか」「おりました」「前田犬千代は」「御勘気をうけていた身...
吉川英治 「新書太閤記」
...申しあげずにおりましたが――甥御どのの御勘気(ごかんき)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここ月余にわたる主君の勘気にたいしても...
吉川英治 「新書太閤記」
...君公へ御勘気(ごかんき)のお詫びなど...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉も、勘気を解かれ、同時に出陣の恩命をうけると、すぐ早舟をもって、湖上から合図をすると、かねて内命をおびていた竹中半兵衛は、即刻、長浜から軍をひきいて疾駆(しっく)し、安土城外で勢揃いをととのえ、信貴山へ向って友軍と合したが、松永久秀の自滅にひとしい没落ぶりに、その全力を用いるほどな激戦にも会わず、余力綽々(よりょくしゃくしゃく)、やがて安土へ凱旋(がいせん)した...
吉川英治 「新書太閤記」
...よい態(ざま)な!)(御勘気(ごかんき)の者に...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...御勘気(おかんき)も免(ゆ)れ...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...殿の勘気をうけたりしたこともあった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...殊に拙者はご勘気をうけておる身……...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...老公からご勘気をうけて...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...これは勘気(かんき)をゆるすという御意(ぎょい)だろうか...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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