...彼女は彼の失敗によって勘気を起こした...
...上司に勘気を買ってしまった...
...彼は喧嘩した友達と勘気を解かないまま別れた...
...彼女は今日は勘気がないようです...
...彼の発言によって上司が勘気を起こした...
...この一篇の原稿の斡旋を永久に徳として弟子の礼を執らなかったのが忘恩者として紅葉の勘気に触れた所以(わけ)で...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...ともかくその何代目かの主人の勘気に触れて...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...宥(ゆる)されずにしまった高足弟子(こうそくていし)勝四郎の勘気である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...陸奥守綱宗は御勘気をうけて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...御子息の金吾様も今は若殿万太郎様の御勘気の責めを負って...
吉川英治 「江戸三国志」
...屋敷の勘気を解いてもらおうなどという...
吉川英治 「江戸三国志」
...近頃勘気をうけて...
吉川英治 「三国志」
...父の勘気をうけて...
吉川英治 「私本太平記」
...なんで御勘気にふれましたか」「つい十日ほど前よ...
吉川英治 「私本太平記」
...御勘気(ごかんき)をうけて以来...
吉川英治 「新書太閤記」
...そなたが」勘気(かんき)をうけて謹慎中にある者が――と...
吉川英治 「新書太閤記」
...正信は、家康が幼時、質子(ちし)として、今川家に養われていた頃から仕えていたほど、生(は)え抜(ぬ)きの三河武士であったが、長島一揆(いっき)の際、勘気をうけて、以来、十八年のあいだ諸州を浪々していたものである...
吉川英治 「新書太閤記」
...よい態(ざま)な!)(御勘気(ごかんき)の者に...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...殿の勘気をうけたりしたこともあった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...お久しゅうござった」「変ったお身なりで……以来どうしておられたか」「ひたすらご勘気(かんき)のゆるされる日を待つのみでした...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...老公からご勘気をうけて...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...これは勘気(かんき)をゆるすという御意(ぎょい)だろうか...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...差廻(さしまわ)されることになった』『何の御勘気もなく』源吾は...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
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