...自分で自由に動けないようになり...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...ころがりなおすにも足が逆になっていて動けない...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...女はやはり人にはさまれて動けないらしいが...
梅崎春生 「蜆」
...動けないようにするためじゃ」「なるほど――」敬二には...
海野十三 「○○獣」
...クレーンはモートルでしか動けないんだ...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...自動車を動けないようにしたやつがいるんだ...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...その場を動けないもののやうに肩を落すと「お義父(とう)さんに対しても私...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...「空間がなければ物は動けない」のである...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...お爺さんはもう寝床から動けないので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...身の毛が竪立(よだ)って動こうとしても動けないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...むしろ立ちすくんで動けないのがいいかもしれぬ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...もっとも動けない老人や病人が仕様事なしに留守番をしている家は助かりましたがね」「たいそう手数のかかる空巣だが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...寝たままで動けない姿勢の彼女が何を考え...
原民喜 「美しき死の岸に」
...伯爵夫人が出発するまで動けない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...自分が動けないと遠慮してつまりは氷もとけたっぱなしになりますから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...自分ながら動かうにも動けないものがあつた...
室生犀星 「渚」
...今日は動けないんですよ...
與謝野晶子 「女が来て」
...抜け出ようとするが動けない...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
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