...迦葉(かしょう)山にある龍華院彌勒寺(りゅうげいんみろくじ)の末寺で...
石川欣一 「山を思う」
...『八犬伝』の史蹟も石に勒して建てられる時があるかも知れない...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...弥勒(みろく)に帰らぬと...
田山花袋 「田舎教師」
...弥勒の野に静かに幼(おさ)な児(ご)を伴侶(はんりょ)としているさびしき...
田山花袋 「田舎教師」
...両手で馬勒に縋りついて...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...馬勒で二度ほど殴りつけてやりました...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...中宮寺の弥勒菩薩像に比べると...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...本尊の弥勒菩薩の立像を盗み出し...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...彌勒は永久の次代の王者を意味し...
槇村浩 「華厳経と法華経」
...ハヌマンの本尊帝釈を釈尊の後釜に坐るべき未来の仏弥勒(みろく)としながら羅摩...
南方熊楠 「十二支考」
...自ら火化する骨を弥勒が拾うて塔婆を立つるという未来記だが...
南方熊楠 「十二支考」
...弥勒という年号などは...
柳田国男 「海上の道」
...ここでも現在は弥勒踊の名によって知られているが...
柳田国男 「海上の道」
...弥勒に対する古い信仰の名残は...
柳田国男 「海上の道」
...本尊弥勒仏(みろくぶつ)の体中より彼(か)の絵巻物を取り出(いだ)し...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...人は枚(ばい)をふくみ馬は口を勒(ろく)し...
吉川英治 「三国志」
...碑をたて銘(めい)を勒(ろく)する者は誰ぞ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...西域の壁画――西域の仏頭――ガンダーラ仏頭と広隆寺の弥勒朝南禅寺の境内を抜けて...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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