例文・使い方一覧でみる「勇気がない」の意味
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石原莞爾 「戦争史大観」
...つまりあの芝居の歌を唱（うた）う勇気がないのだ...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Ｑ正伝」
...悲哀に対して正面から衝突してゆく勇気がないために...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...あの部屋だけは全く手を出す勇気がない...
海野十三 「俘囚」
...推理を断定するだけの勇気がない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...しかし問い返すほどの勇気がないから黙っている...
夏目漱石 「虞美人草」
...「あなた何だか今日は勇気がないようね」と調戯（からか）い半分に云った...
夏目漱石 「行人」
...正直に自分を開放するだけの勇気がないのだろうと考えた...
夏目漱石 「こころ」
...いっこう華（はな）やかな行動を仕切る勇気がないから...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...とても読む勇気がないね...
夏目漱石 「道草」
...そうして明るい所へ眼を向ける勇気がないので...
夏目漱石 「明暗」
...人から物を貰う勇気がないから...
野村胡堂 「悪人の娘」
...もはや戦をつづけるだけの勇気がない...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...勇気がないと云ふのではない...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...友情がないとか勇気がないとかいわれたくないからである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自分ではそうする勇気がないのだろう...
山本周五郎 「さぶ」
...誰も責任を負って推薦する勇気がない...
山本周五郎 「百足ちがい」
...「勇気がないんだなア...
横光利一 「旅愁」
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