...この前の第三次世界大戦の空戦に赫々(かくかく)たる勲功(くんこう)をたてた大勇将として...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...希臘(ギリシヤ)のアゼンの町の勇士で...
鈴木三重吉 「デイモンとピシアス」
...もう手紙を続ける気もしなければ……さりとて彼女を追って行くだけの勇気はなく……と...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...益(ます/\)その深奥な『自然』に面して勇しく進んで行かなければならない...
田山録弥 「小説新論」
...投(な)げ槍(やり)や斧(おの)をふるう勇士が...
寺田寅彦 「春寒」
...言葉を以て汝わが勇を攘ふを得べからず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 300逝ける諸勇士身に帶べる美麗の武具は...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...明るい心とは、勇気のあること、苦しさに負けぬこと――よいか」と、云った時、南玉が、ことこと戻って来た...
直木三十五 「南国太平記」
...丸山勇仙も控えています...
中里介山 「大菩薩峠」
...勇み足を踏みしめた途端...
中里介山 「大菩薩峠」
...その勇猛な精神の發生弛を一見したいと望んでゐた...
野上豐一郎 「聖ロヨラ」
...私が最初早坂勇君を疑ったのも大間違いでしたが...
野村胡堂 「女記者の役割」
...あの弟の勇三郎といふのがうるさい...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二十歳(はたち)島田の歎きを見たお勇が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「フーム……何て……何てこったろう小勇が……」文字通り開いた口が塞がらなかった...
正岡容 「小説 圓朝」
...こわすことに却って勇気がこもっています...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...武勇によって打ち負かされたと思う者こそ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...敵の勇将を見て、追わぬほどなら、戦などやめたがいい」といっているのが張飛...
吉川英治 「三国志」
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