...(勇猛に)什麼(いずれ)の処より来る?宣教師...
芥川龍之介 「上海游記」
...あないな勇気が出たことや...
岩野泡鳴 「戦話」
...之が開拓を勤むる勇猛の徒を貶す者は怯に非らずむば惰なり...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...けれども余は思い切って休学する勇気もなかった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...ヂオメーデースは言行共に勇まし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アイアスをめぐり汝ら踏みとまれ』疵うけ乍ら勇猛のユウリュピロスはかく叫ぶ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...勇は博奕(ばくち)の世界で言うならば...
富田常雄 「刺青」
...すてきな勇侠(ゆうきょう)にせよ卑猥(ひわい)な下劣にせよ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...セルギウスにはこれに答へる勇気がない...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...彼はどうしてもその人を憎む気になれなかった――沈勇にして大人(たいじん)の風あるムク犬は今も無事で...
中里介山 「大菩薩峠」
...勇太郎にはそんなものはなかったぜ」平次は落着き払っております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...錢形平次の勇ましい聲でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この日以後近藤勇の新撰組には...
服部之総 「新撰組」
...殺氣凜然たる血氣の勇士...
福沢諭吉 「帝室論」
...沼の主を退治したクリステンダムの勇士になつて凱歌を挙げることもあつた...
牧野信一 「毒気」
...彼女は勇気がなかったから...
宮本百合子 「一太と母」
...また彼が第一に勇気と徳と強い意志を尊重したことが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...将軍のような大勇才度のある人が見るのは実に大吉夢といわねばならん...
吉川英治 「三国志」
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