...先登(せんとう)に立つ勇猛果敢(ゆうもうかかん)な酋長は...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...夥しく混み合った三等室を勇吉の妻は眼の前に浮べた...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...『ああヘクトールいづくにぞ先きに汝の持てる勇?汝は曰へり兄弟と姉妹の夫もろともに...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...而して敵軍の勇はます/\激しかり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...*かの時に 75都城を破る剛勇のアキルリュウスを榮(はや)すべく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...自分は暖かい煖炉(ストーブ)と、海老茶(えびちゃ)の繻子(しゅす)の刺繍(ぬいとり)と、安楽椅子と、快活なK君の旅行談を予想して、勇んで、門を入って、階段を駆(か)け上(あが)るように敲子(ノッカー)をとんとんと打った...
夏目漱石 「永日小品」
...勇(いさ)ましいと云ふ気持よりも...
夏目漱石 「それから」
...勇次郎は落着き払って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...勇三郎さんはきつと疑ひが晴れて戻つて來るに違ひないと言つて居たが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...関係するすべての人たちの名前と住所を発表することをワクリー氏が示した大きな道義的な勇気はいくら高く評価してもし過ぎることはない...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...それらを勇敢に撥かへしもしないで...
原民喜 「針」
...併(しか)し私の手蹟(て)じゃ不味(まず)いから長州の松岡勇記(まつおかゆうき)と云う男が御家流(おいえりゅう)で女の手に紛(まぎ)らわしく書いて...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...勇気は極限まで保ったし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...わたしはそれをじゃまする勇気(ゆうき)がなかった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...あまり勇気もなかったおれは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...娘は拙者がとり戻して進ぜよう」彼は勇敢にそう云いきってしまった...
吉川英治 「剣難女難」
...ふたりは勇躍して...
吉川英治 「三国志」
...猛勇の質を求めること...
吉川英治 「三国志」
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