...はだかの勇士明智探偵は...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...駄馬ののっそり勇気...
太宰治 「碧眼托鉢」
...勇躍してドアを蹴り...
谷譲次 「踊る地平線」
...富みて勇あるポデースを其最愛の友として...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...この八つの各室は旧寮の方は宮、商、角、徴、羽、新寮の方は智、仁、勇、と称していた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...妻を捨てる勇気もない...
中村地平 「霧の蕃社」
...追っ懸けてくるものを取(と)っ押(つかま)える勇気は無論ない...
夏目漱石 「虞美人草」
...勇ましいのは鯉の吹きながし鯉の吹きながし風が吹いて来たよ天へのぼるなら吹かれてのぼれ...
野口雨情 「未刊童謡」
...勇は多分霞門まで自動車を廻して居てくれたでしょう」「有難う...
野村胡堂 「踊る美人像」
...先刻水天宮様からぼんやり帰って来た勇吉が庭口からヒョックリ顔を出して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今までもその手でさんざん使われた上二三人は殺されたらしい」「お芳は?」「あの娘は勇太郎と一緒になるだろうよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「そろそろ水汲みに行く時間だ」太郎は勇みたつ...
久生十蘭 「母子像」
...大いなる危険と蛮勇(ばんゆう)を奮(ふる)い...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...勇躍してロス邸を辞した...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...勇敢に実行にうつされた...
宮本百合子 「新しい一夫一婦」
...まだカメラのシャッタを切っていた塩野の勇敢さを思い出した...
横光利一 「旅愁」
...――呂布の勇と、玄徳の器量が、結びついているのは、ちと将来の憂いかと思う...
吉川英治 「三国志」
...例のごとく暴勇をふるい...
吉川英治 「新・水滸伝」
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