...慢性疲労症候群と診断された...
...十年近く労症を煩(わづら)つた末に死んで了つたので...
石川啄木 「刑余の叔父」
...少数の学者や自分のような苦労症の人間がいくら骨を折って警告を与えてみたところで...
寺田寅彦 「津浪と人間」
...労症(ろうしょう)や...
中里介山 「大菩薩峠」
...労症労咳、繰り返していうようじゃが、命取りじゃ...
正岡容 「小説 圓朝」
...昔の労症労症って云ったのは皆座って居る者に限って掛ったものですからね...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...これは労症にちがいないということで...
山本周五郎 「おばな沢」
...あるいは心労症というに違いない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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