...夫れで私自身が何等労働するの結果でもなく小作人から労働の結果を搾取する事は私の良心をどうしても満足せしめる事が出来なかつた...
有島武郎 「狩太農場の解放」
...自らも労働する人であつたのであります...
石川三四郎 「農民自治の理論と実際」
...食にあいたものと食につきたくて労働するものとのあいだに...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...あゝ勤勉に労働する処を見ると...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...「まさか労働するわけにも行くまいが...
徳田秋声 「足迹」
...労働する代りに労働力を購買・管理・するだけの労を取ったに過ぎない労働用具・労働対象・の私有者の手に...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...いわんや労働するに於ては...
野中到 「寒中滞岳記」
...思考が労働するときの観念は活気が無く...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...労働する身になつては...
ボレスラーフ、プルース 二葉亭四迷訳 「椋のミハイロ」
...徹夜労働する工員が居ることは知っていたが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...かかる不利益の下に労働するものの利潤を低下せしめなければならず...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...かかる不利益の下に労働するものに対し...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...労働の歌が労働するものの心を融合し統一した」と作者は楽観している...
宮本百合子 「一連の非プロレタリア的作品」
...肉体で労働する人々...
宮本百合子 「解説(『風知草』)」
...および労働する人々の希望が少しずる容れられてきたことであり...
柳田国男 「木綿以前の事」
...すなわち労働する者が慰労に飲まされる酒の意であった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...人の労働する真ん中で...
横光利一 「夜の靴」
...『農業においてもまた自然は人間と共に労働する...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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