...むつかしいながら自分でもやってみようという励みが出て来る...
上村松園 「画道と女性」
...僕は非常な親しみと励みとを感じていたのだが...
大杉栄 「獄中消息」
...かくて如雲氏とともに毎日仕事を励み...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そして「これより舞技を断念して専ら琴三絃の稽古を励み...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...この意志をとげるために祖国再建に励み...
永井隆 「この子を残して」
...歴世これによってみずから励み...
柳田国男 「雪国の春」
...励みをつけるには金だかによるわよ...
山本周五郎 「契りきぬ」
...のみならず同志の励みになるものじゃそうな」「貴公は皆の中で一番学問が出来(でけ)とるけに...
夢野久作 「近世快人伝」
...なお励みも増して来ていたときの突然の父の死だった...
横光利一 「旅愁」
...弓道の稽古(けいこ)に励み...
吉川英治 「剣の四君子」
...兵(つわもの)どもの励みに乗せて...
吉川英治 「三国志」
...私も負けずに励みますから」「つらいぞや...
吉川英治 「私本太平記」
...しっかりやろうぞ」励みあって...
吉川英治 「新書太閤記」
...将来までの励みを与えたような気がしたのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...おれには、励みがある、人知れぬ楽しみもある」黙々三年の間、彼を時々ニタニタさせていた胸中の秘密は、承平五年の正月、初めて、一族兄弟に、披露された...
吉川英治 「平の将門」
...なにか一つ励みを出そうと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...もう一つ夜学の励みが加えられた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...そのまま絶好の競争者を得た励みとして感じられぬこともないではないか...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
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