...叱ったり励ましたりしていたものの...
芥川龍之介 「妖婆」
...互に励ましつ励まされつ...
巌谷小波 「こがね丸」
...支那を励まして亡びぬようにしろという注意を与えた...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...囃子方を励まし立て...
中里介山 「大菩薩峠」
...ひときわ声を励まして...
中里介山 「大菩薩峠」
...文楽師匠がこういって励ましてくれた...
正岡容 「小説 圓朝」
...高篤三の二友がそれぞれの時と所で心から慰め励ましてくれたしみじみとした友情を忘れられない...
正岡容 「小説 圓朝 あとがき」
...五年経ッても、七年経ッても、なお大焚火の集まりに見る顔を、特に嘆いて、意見したり、励ましたり、甦生(こうせい)の道を共に考えてやったりした...
吉川英治 「大岡越前」
...更に声を励まして叫んだ...
吉川英治 「剣難女難」
...きっと大捷(たいしょう)を博しましょう」と、励ました...
吉川英治 「三国志」
...降将(こうしょう)張を、偏将軍都亭侯(へんしょうぐんとていこう)に、高覧を同じく偏将軍東莱侯(とうらいこう)に封じ、「なお、将来の大を期し給え」と、励ましたから、両将の感激したことはいうまでもない...
吉川英治 「三国志」
...頑張れ、もう一息」と、励ました...
吉川英治 「三国志」
...逃げることのみ励ました...
吉川英治 「三国志」
...叱りも励ましもしなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...よくぞ励ましてくれた...
吉川英治 「新書太閤記」
...こう励ましながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...たった一人の味方である旗岡巡査を励まして...
吉川英治 「旗岡巡査」
...あの息子を励ましてやらねばなるまい」「武蔵! ……汝(わ)れは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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