...支那を励まして亡びぬようにしろという注意を与えた...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...自分を励ましてくれようとする真情の籠ったものであることが感じられた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...互いに励まし合って勉強する事...
太宰治 「惜別」
...先日御送り下さいました御写真を眺めては自分の弱さを励まして居ります...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...隣りの男は意地悪く彼を励まして...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...死者も自分に生きよと励ましてるのだと想像するだろう...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...お松が一生懸命に人々の心を励ましました...
中里介山 「大菩薩峠」
...両眼を見開いて気を励ましましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そんなことでは励まされない彼を励ました...
牧野信一 「父を売る子」
...有一君は励ましました...
槇本楠郎 「かぶと虫」
...子供を励ましてめいめいの門庭(もんてい)を打ちまわらせ...
柳田国男 「年中行事覚書」
...南郡を取れといわんばかり励まして帰したのは一体どういうつもりか」「その以前...
吉川英治 「三国志」
...そなたに何か名案はないか」趙昂(ちょうこう)の妻は、聞くと涙をうかべたが、その涙をみずから叱るように、声を励まして、良人へいった...
吉川英治 「三国志」
...乱箭(らんせん)を励ましている姿も見える...
吉川英治 「三国志」
...各の血ぶるいを励まし...
吉川英治 「新書太閤記」
...百姓たちの見る目も恥ずかしいぞよ」勝頼は、励まし励まし、遅れがちな駕籠や輿(こし)に入り混じって、東へ東へ、逃げのびた...
吉川英治 「新書太閤記」
...――と励まし合って行くものの...
吉川英治 「新書太閤記」
...またお綱を励ましながら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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