...彼は助六のように口が上手い...
...助六のような商売人は信用できない...
...あの芸人は助六のような悪い役を演じるのが上手い...
...助六は江戸時代に流行した芝居の登場人物だ...
...助六が踊る踊りを踊ったことがある...
...「助六(すけろく)」漱石(そうせき)の「坊ちゃん」それから「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)」...
太宰治 「正義と微笑」
...助六ガ出ルト聞クト...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...最早(もは)や今日の都会人には彼(か)の花川戸助六(はなかわどすけろく)が台詞(せりふ)にも読込まれているような爽快な心持を起させはしない...
永井荷風 「日和下駄」
...「助六節」といふものを...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...桂助六のあの嫌味さをおもふとき...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...助六のお神さんが富士松和佐之助といって...
正岡容 「寄席」
...都々逸坊にこの手紙届けてきてくれ」そのとき相変わらずの真っ赤な顔をした師匠の助六が右手に厚い封筒をつかんで...
正岡容 「寄席」
...中入り過ぎに上がるはずの助六師匠が...
正岡容 「寄席」
...よく助六師匠が西行法師をやるときにそう言っていたが...
正岡容 「寄席」
...先祖の花川戸の助六や幡随院の長兵衛にすまねえと...
正岡容 「寄席」
...小助六、やがて古今亭しん馬に、金原亭馬生に、晩年は師匠助六の隠居名古今亭しん生の名を襲って、震災の翌々年、惜しくも逝いた...
正岡容 「寄席」
...海老団治へ細々(こまごま)とその由をしたためて小助六は手紙を出してやった...
正岡容 「寄席」
...嬉しい明るい晴れがましい日が続いていくなかで小助六は...
正岡容 「寄席」
...この小助六、今夜のうちに涙を流すことなしと、どうして、誰が、言い切ることができ得ようか...
正岡容 「寄席」
...キューッと小助六は胸をしめつけられてきた...
正岡容 「寄席」
...いたましさにハッと助六は目を伏せた...
正岡容 「寄席」
...心の中で女の名を呼びながら小助六は...
正岡容 「寄席」
...「慶応四戊辰五月改東席順」中「御者頭格御附御小姓頭高束応助六十三」と云ふものがある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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