...弱きを助くる探偵ありと...
泉鏡花 「活人形」
...願ひ人を助くるのみならず...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「びるぜん祈祷」
...従って操觚者が報酬を受くる場合は一冊の著述をする外なく衣食を助くる道は頗る狭くして完全に生活する事が極めて難かしかった...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...その理性自然の命ずる法則に従ってかくの如き雑婚が決して人類の発達を助くるゆえんのものに非(あら)ざるを悟了(ごりょう)するに至った...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...但し一命を助くる代りに...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...『二位の女神はアカイアの王メネラオス助くめり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...クロニオーン汝に添ひて助くべく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ヂュウス並にアテーネー助くる故に陷れ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...壁の上より矢を飛ばし助くる者のあるべきを...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...亦敢て黒田内閣の不幸を助くるの意思はなかりき故に黒田首相職を辭するや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...悉く相一致して氏を助くるの態度を示したりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...甘んじて友を助くるの魂を見て置くがよろしい」松野主馬はそれから...
中里介山 「大菩薩峠」
...外(そと)よりは手もつけられぬ要害を内より破る栗(くり)のいがかな栗(くり)のいがも強さを助くるものではあろうが...
新渡戸稲造 「自警録」
...政府の政(せい)と人民の政と両(ふたつ)ながらその宜(よろしき)を得てたがいに相助くるに非ざれば...
福沢諭吉 「学者安心論」
...遠く喜憂の目的をともにして間接に相助くることあらば...
福沢諭吉 「学者安心論」
...書生は己れを助くる者なきを憂い...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...「人を助くる身を持ちながら暁の鐘つく」糞坊主と斉(ひと)しく...
南方熊楠 「十二支考」
...先生の帷幕(いばく)を助くる副将として...
吉川英治 「新・水滸伝」
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